大統領専用機に異常、製造時のボルト装着ミスが原因
空軍が調査結果を発表
今年3月、大統領専用機(空軍1号機、写真)が飛行中に機体異常を起こし回航するという前代未聞のトラブルが発生したが、その原因は機体が製造された時点で、あるボルトが逆向きに装着されていたことにあった。
空軍政訓広報室のチェ・ヨンホ室長(大領=大佐に相当)は4日のブリーフィングで「同機を製造したボーイング社の調査結果によると、空気開閉機の作動軸をつなぐボルトの頭の部分が下向きになるべきはずが、逆向きに装着された状態で引き渡されたことが分かった」「この結果、突出したボルトの下部分と空気開閉機の開口部が衝突を繰り返し、最終的に開口部が割れてしまった」と説明した。
チェ室長は「現在、ボーイングの整備指示書には問題のボルトに関連する注意書きや、装着指針などが記載されていない。そのため2001年に製造されてからこれまで、この部分の整備や点検が行われてこなかったことも分かった」と述べた。
空軍関係者は「航空機の整備は整備指針に従って行うことになっているため、整備を担当した大韓航空に責任はない。しかし計画通り運航できなかったことの責任は追及せざるを得ず、賃借料は7100万ウォン(約532万円)ほど減額されるだろう」と述べた。
ボーイング社に対する賠償請求問題について、大韓航空の姜栄植(カン・ヨンシク)副社長は「損傷した部品と追加で必要な経費など、今も決着がついていない部分は賠償を求める予定だ」と述べた。
ボーイング社は同機種のボーイング747-400に対し、問題のボルトの装着状態を点検するよう指示する整備改善通知書を発行する一方、問題のボルトの装着方向について注意事項を整備指示書に記載することにした。
ユ・ヨンウォン軍事専門記者
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