古事記の神話の中に国産みの章があります。
イザナギとイザナミは天地創造の神から国土を作るように命じられた。
そこで2人は与えられた矛で大地を混ぜ、矛を上げると島が滴り落ちてきた。
その島に2人は降りて、セックスするわけですね。
「私の凹んでいる所へあなたの出っ張っているものを入れると国土が出来るのよ」
そうして2人が産んだ国土が「大きな八島の国」です。
2人が産んだ島は8個。この八個の島を「大八島国(おおやしまのくに)」と呼びます。
1 あはぢのほのさわけのしま(淡路島)
2 いよのふたなのしま(四国)
3 おきのみつごのしま(隠岐島)
4 つくしのしま(九州)
5 いきのしま(壱岐島)
6 つしま(対馬)
7 さどのしま(佐渡島)
8 おほやまととよあきつしま(本州)
この後2人はさらに五島列島の諸島や瀬戸内海の島々を6島作ります。
2人が産んだ島々には、それを伝承する神社が残っております。
当時の地の神(地方有力者)を後世に残すように顕彰しているわけですね。
古事記は700年初頭に書きあがったわけですから、その時点で大和朝廷は半島経営を放棄した後の事です。
あの時唐と新羅に敗れていなかったら、半島南部諸地域もイザナギとイザナミが産んだと古事記に書かれていたでしょう。
さて、半島と目と鼻の先にある対馬。
国産みの時から「つしま」、対馬はイザナギとイザナミの2柱が作ったと明記されているわけです。
対馬(史書には津島という漢字で書かれている)が産まれた最初の歴史書です。
これ以降、一度も対馬が外国に統治された歴史はありません。
他国を侵す野蛮な部族が隣国にあるので、わざわざ丁寧に歴史書を紹介する親切なomosiroでした。