1.放射線によって細胞が死ぬことで、白血球の減少などが起きる「確定的影響」
2.放射線によってDNAが損傷することで、がん細胞が発生する「確率的影響」
以上の2つがある。
確定的影響というのは、被曝量が250mSvでも超えないと見られないので、今回の事故で一般人に生じる可能性は無い。
一方、確率的影響というのは100mSv/yを超えると、がんのリスクが増えることが明らかになっている。
100mSv/yでおよそ0.5%、がんによる死亡率が高まるとされる。ただ、世間一般には日本人の2人に1人、医学的にも日本人の3人に1人はがんで死亡するので、ある人ががんで死ぬ確率は33.3%-50.0%だが、100mSv被曝すると、それが33.8%-50.8%になるだけのこと。
1000人の集団がいたとして、333人-500人が元々がんで死ぬが、集団全員が100mSv被曝すると、がんで死ぬ人が5人ばかし増えると見ることもできる。
もちろん、被曝量は低いに越したことは無い。ただ、10mSv/y以下の被曝では、がんのリスクは上がらないというのが放射線医学界では大勢を占めている。そうしたことを踏まえれば、首都圏を含め、福島県以外では健康に影響はないと考えられる。福島県民でも10mSv/yを超える人は全県民の半分もいないだろう。
福島第一原子力発電所の近くにでもいない限り、普通の生活を送った方がいい。ストレスを溜めこまず、適度に運動をすることが大切。食品の安全性が揺らいでいるようにも思えるが、特定の食品ばかりを食べることなく、バランス良く色々な物を食べれば問題ない。
例えば、野菜不足は100mSv/yの被曝と同等のがんリスクがある。また、塩分の取りすぎは200mSv/y、更に運動不足や肥満は400mSv/y程度の被曝に等しい。喫煙や1日3合以上の飲酒に至っては、2000mSv/の被曝に匹敵する。