Japan Expo(ジャパン・エキスポ)は、漫画・アニメ・コンピュータゲーム・音楽・モードなどのポップカルチャーと書道・武道・茶道・折り紙などの伝統文化を含む日本の文化をテーマとして2000年からフランス・パリ郊外で開催されている博覧会である。
同人誌ブースやコスプレイベントもあるものの、実際は企業中心の展示でフランスの各漫画出版社、DVDやグッズ販売会社、大手漫画喫茶、ゲームメーカー、ビジュアル系などの日本の音楽CDの輸入会社などが出展しており、漫画家のサイン会なども催されている。
他に日本文化紹介コーナーとして囲碁将棋や模擬縁日、日本の伝統スポーツや書道などの体験コーナーもある。
同人ブースには現地のフランス人グループの他、日本から持込で参加しているグループなども見られる。
略歴
- 2000年、フランス人の手によって企画され始まった。
韓国の強引な参加
2004年から2009年まで、JAPAN EXPOに参加したフランスの韓国漫画出版社が、フランスの主催者が招聘した公式ゲストとは別に、独自に韓国人漫画家を招聘した。2006年にはフランスの主催者が招聘した公式ゲストの日本の漫画家8人を上回る11人の韓国人漫画家を招聘した。これに対し当初JAPAN EXPOの日本代理店を務めていたユーロジャパンコミックのサイトでは公式/非公式のゲストを一緒くたに「ゲスト」と表記していた[1]ため、「Japan Expo」という名前にもかかわらず、韓国からのゲスト作家が多いのではとの指摘が相次ぎ、その後ユーロジャパンコミック側があたかも韓国人漫画家も公式ゲストであると混同されるような書き方であり、説明不足であったとして後に謝罪した[2]。この謝罪に対して再度韓国側が抗議したり、韓国側が勝手に会場に太極旗を取り付けようとして悶着が繰り返されている[3]。
2010年のジャパンエキスポでは日本文化と全く関係のない韓国ドラマ[4]、K-POP[5]、韓国漫画を宣伝する、韓国政府所管のコンテンツ振興院のブースが設けられ、会場を視察していた経済産業省の渡辺哲也クール・ジャパン室長に「韓国はとうとうここまで来たのか」とショックを与えた[6]。
また剣道の韓国起源説を主張している海東剣道(Haidong Gumdo)の団体が韓国側の出展者として毎回のように参加しており、2011年にはこれを危惧した日本人の間から主催者に対して抗議がなされ、公式サイトから海東剣道のページが削除されたが[3][7]、結局、海東剣道のブースは出展されている。このような韓国側の歴史的事実に基づかない主張は、Japan Expoの韓国版とも言えるKorean Connectionではさらに顕著であり、韓国文化院や韓国観光公社が後援するKorean Connection2011では、剣道、剣術、打刀、侍、忍者、忍術、合気道、花札の韓国起源説が唱えられ、韓国漫画は日本漫画の影響を受けたものではなく古代中国美術から発展したものであると主張されていた[8][9]。
山田五郎はTBSラジオ『荒川強啓 デイ・キャッチ!』に出演した際に、これらの事柄と韓国の国家主義的な対外文化広報・輸出政策と潤沢な文化振興予算(2008年度予算で日本は1018億円、韓国は1169億で国家予算比で韓国は7倍)に触れ、日本側からの積極的な対外文化広報の必要性を訴えた[3][7]。
山田のラジオでの発言に対して韓国コンテンツ振興院関係者は「ジャパンエキスポに用意した展示館では韓国の漫画関連コンテンツの情報だけ展示した」、「韓流ドラマ、K-POPを紹介したという主張は事実無根」と反論、「タイトルがジャパンエキスポになっているが、この行事は漫画、アニメーションコンテンツを主に紹介する展示会」と展示会の名称と内容は無関係なため問題ないと反論し、「日本側で事実を歪曲して誇張したもの」と日本側を非難する発言をしている。しかし山田は韓国民間の動きも取り上げ、すべての問題がコンテンツ振興院の展示に帰結するとは発言しておらず、韓国側は山田の発言の揚げ足を取って非難しているといえる。
会場
パリ・ノールヴィルパント展示会場(ヴィルパント)
入場者統計および開催概要
回数
開催期間
入場者数(概数)
第1回
2000年6月
3,200人
第2回
2000年12月
8,000人
第3回
2001年7月
12,000人
第4回
2002年7月
21,000人[10]
第5回
2003年7月4~6日
29,000人
第6回
2004年7月2~4日
41,000人
第7回
2006年7月7~9日
56,000人*[11]
第8回
2007年7月6~8日
81,000人[12]
第9回
2008年7月3~6日
130,000人[13]
第10回
2009年7月2~5日
164,000人[14]
第11回
2010年7月1~4日
182,000人[15]
- 内、有料参加者数5万人[11]
2005年は来場者が予定より多く会場の許容人数を超えていたので、安全を考慮し中止になった。
- 年齢
- 15-25歳:46%
- 15歳未満:23%
- 25-40歳:19%
- 40歳以上:12%
- 入場者の居住地域
- イル=ド=フランス地域圏(フランス首都圏):43%
- その他フランス:30%
- (フランス語圏をふくむ隣接国である)ベルギーおよびスイス:22%
- その他の国より:5%
- 15-25歳:46%
- 15歳未満:23%
- 25-40歳:19%
- 40歳以上:12%
- イル=ド=フランス地域圏(フランス首都圏):43%
- その他フランス:30%
- (フランス語圏をふくむ隣接国である)ベルギーおよびスイス:22%
- その他の国より:5%