二次電池:完成品、近く日本を逆転か(下)
今後は中核素材の国産化も
■韓国企業の素材分野への投資額が拡大
二次電池素材分野で出遅れたという指摘に対し、韓国企業は「向こう1、2年で大幅に変わる」と見ている。サムスンやLG、ハンファ、ポスコ、ロッテ、GSなど主要グループの最近の投資が素材分野に集中しているためだ。
中でも、陰極材市場に参入したGSグループとポスコが代表的だ。GSカルテックスとポスコ・ケムテックは7月現在、リチウム二次電池用の陰極材工 場を慶尚北道亀尾と忠清南道燕岐にそれぞれ建設している。陰極材の場合、2010年基準で国産化率がわずか1%であるだけに、まさに日本企業の独壇場だっ た。しかし、両社共に今年末をめどに生産に入る見込みで、国内需要を全て賄うことになる。
また、ハンファ・ケミカルも近く二次電池素材の生産に取り掛かる予定だ。蔚山工場で今年末から陽極材の生産を始める。
先発走者のLG化学とSKイノベーションは、二次電池の完成品に続き、核心素材も手掛けている。LG化学は二次電池の中核素材四つのうち、陽極材 と電解液の二つを一部で量産しているほか、陰極材と分離膜については現在、開発を進めている。SKイノベーションは2005年に韓国で初めて二次電池の分 離膜技術の商用化に成功し、同分野で「世界トップ5」にのし上がっている。なお陰極材は、愛敬油化と共同開発中だ。
■二次電池市場、メモリー半導体市場を超える見通し
業界では、二次電池の市場規模が今年の123億ドル(約9840億円)から2020年には779億ドル(約6兆2320億円)に拡大するとみてい る。昨年689億ドル(約5兆5120億円)規模だった全世界のメモリー半導体市場の成長が最近低迷していることから、二次電池市場がメモリー半導体市場 を追い抜くのも時間の問題というわけだ。
このように二次電池市場が拡大すれば、一つ一つの中核素材の市場規模も10兆ウォン(約7450億円)以上になる。これが、韓国の大企業が完成品 だけではなく、素材分野にも関心を持ち始めた理由だ。LG化学の金磐石(キム・バンソク)副会長は「コストを削減し、出力を画期的に高めた2世代バッテ リーの開発に向け、陽極材と陰極材の開発に取り組んでいる」と話した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版あと1~2年もすれば、リチウム・空気電池が実用化されてるかもね~
リチウム・空気電池の特許も日米で抑えてるけどな!(・∀・)