鉄道
2014年09月28日(日) 18時40分
【ジャカルタ現地レポ】「第二の人生」ジャカルタを走る埼京線に乗ってみた…通勤電車から生活の足へ

ジャカルタの街を走る埼京線
ジャカルタ・コタ駅のプラットホームに列車が滑り込む。インドネシア語で行き先を告げるアナウンスとともに開かれたドアの先には…日本で見慣れた光景が広がっていた。つり革、ベンチシート、日本語で書かれた「禁煙」と「優先席」の文字、そして「モハ204-255」という車体番号。そう、この列車は都心の通勤電車として活躍していた埼京線そのものなのだ。
インドネシアのジャカルタ首都圏鉄道会社では、2000年頃から日本の中古車両を積極的に導入している。これまで都営三田線、地下鉄東西線、東急線などの車両がジャカルタ市民の足として活躍してきた。2013年には、JR東日本から埼京線で使われた車両の譲渡、技術支援を受け入れることを発表していた。加速的に成長を続けるインドネシアは、貧富の格差問題、そして深刻な渋滞問題を抱えている。これに光をともすのが、「日本の電車」というわけだ。
ジャカルタ首都圏鉄道は、オランダ統治下時代の歴史をわずかに残すコタから南部ボゴールへの線をメインに、インドネシアの東西南北を結ぶ。今後は、ジャカルタの入口「スカルノ・ハッタ空港」への延伸も計画されているということだ。今回は、始発のコタ駅からジャカルタ市街地の中心に位置するターミナル駅のマンガライ駅まで、約10kmの旅を体験した。
有人の券売所でマンガライ駅まで約50円のチケットを買う。意外にも(?)チケットはタッチ式のICカード。ただ、駅によっては入場時、左側のセンサーにタッチする必要があるため注意が必要だ。いざ、ホームへ。
知らずにホームに入ってくる列車を見れば、日本人、特に首都圏近郊に住む人ならば必ず「おや?」と思うだろう。車体は濃い赤と蛍光の黄色に塗装されているものの、その形状はまさにひと昔まえの埼京線そのもの。
車内は、中吊り広告こそないものの、「ザ・通勤電車」といった出で立ちはほとんどそのまま。飛び交う言語がインドネシア語だったり、「ドリアン持ち込み禁止」の文字を気にしなければ、「今日は外国人の乗客が多いのかな」くらいの感覚でほとんど違和感を覚えることもない。
埼京線はゆっくりゆっくりと走り出し、ジャカルタ郊外から市街地へと向かう。時速はせいぜい20~30km/h程度だろう。妙に手に馴染むつり革に揺られていると、まるで与野あたりから池袋に向かって車間調整をしながら走っているような気分になるのは不思議なものだ。
30分ほどで目的地のマンガライ駅へ到着。ちょうど対面のホームに三田線の姿があった。ターミナル駅ではあるが、プラットフォームはなく乗降には脚立を使う。ホームの行き来には停車している車両を突き抜けていくか、線路を渡るしかない。東南アジアらしい光景を眺めながら、ようやく自分が今、インドネシアに居たのだということを思い出す。出口でセンサーにタッチし、短いジャカルタ埼京線の旅は終了だ。
第二の人生を与えられた埼京線。インドネシア流に派手に塗装されたファニーフェイスは、再び走ることを歓んでいるようにも見えた。これからもジャカルタ市民を暖かく見守り、広く生活の足として活躍していくのだろう。
《宮崎壮人》

ジャカルタの街を走る埼京線と三田線

ジャカルタの街を走る埼京線

ジャカルタ・コタ駅

ジャカルタ・コタ駅









ジャカルタの街を走る埼京線

ドリアン持ち込み禁止


ジャカルタの街を走る埼京線

妙に手に馴染むつり革



ジャカルタ・マンガライ駅


ジャカルタの街を走る埼京線


ジャカルタ・マンガライ駅

ジャカルタは野良猫が多い

左側がセンサーの場合もあるので注意が必要

マンガライ駅の自動改札

券売所

発着する本数は意外と多い

ジャカルタ・マンガライ駅

ヤギも居るマンガライ駅
http://response.jp/article/2014/09/28/233547.html
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『ドリアン禁止』
・・・お国柄だねぇ。
(;´・д・)
~ 以上 ~
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(おまけ)
鉄道
2013年11月07日(木) 11時00分
JR東日本、埼京線205系をジャカルタ都市鉄道に譲渡…技術支援も実施

埼京線の205系。E233系7000番台への置き換えを機にジャカルタ都市鉄道に譲渡されることが決まった。

ジャボタベック社のツイッターアカウント。アイコン画像は、かつて東京メトロ有楽町線で運用されていた7000系だ。
JR東日本は11月6日、埼京線で運用してきた電車をインドネシアのジャカルタ首都圏鉄道会社(ジャボタベック社)に譲渡すると発表した。同時に技術者を現地に派遣し、技術支援を行う。
譲渡するのは埼京・川越線の205系通勤形電車180両。同線では6月30日からE233系7000番台の投入が始まっており、205系を全て置き換える予定だ。これに伴い、余剰となる205系をジャボタベック社に譲渡することにした。
また、埼京線の車両メンテナンスを実際に担当している技術者を10数人程度、短期的にインドネシアに派遣し、車両の整備や試運転、機能確認や定期検査業務などの技術支援を行う。車両の譲渡と同時に車両の保守職員が直接技術支援を行うのは、JR東日本では初めてのケースになるという。
ジャボタベック社はインドネシアの首都・ジャカルタの都市鉄道を運営している鉄道会社。2本のレール幅(軌間)はJR在来線と同じ1067mmで、電化方式もJRの直流電化線と同じ直流1500Vの架空電車線方式を採用している。2000年以降は日本の鉄道事業者の中古車両が大量に投入されており、これまでに東京都交通局の都営三田線6000形やJR東日本の103系、東京地下鉄(東京メトロ)の東西線5000系、東京急行電鉄(東急)の8000系などがジャボタベック社に譲渡されている。
《草町義和》
http://response.jp/article/2013/11/07/210167.html
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鉄道
2014年05月08日(木) 19時01分
JR東日本、横浜線205系もジャカルタ都市鉄道に譲渡

ジャボタベック社に譲渡された埼京線の205系。今回、横浜線の205系もジャボタベック社に譲渡されることが決まった。
JR東日本とインドネシア鉄道会社、ジャカルタ首都圏鉄道会社(ジャボタベック社)の3社はこのほど、鉄道運営などにおける相互協力を目的とした覚書を締結した。これに伴いJR東日本は、横浜線で運用してきた電車をジャボタベック社に譲渡する。
覚書は鉄道のオペレーションやメンテナンス、マネジメントなどの分野における相互協力を目的として3月26日に締結。JR東日本によると、今後は情報交換や意見交換、人事交流を通じて相互に協力し、交流を深めていく。また、E233系6000番台の投入に伴い余剰となる横浜線の205系電車約170両をジャボタベック社に譲渡。5月下旬から譲渡を開始する。
ジャボタベック社はインドネシアの首都・ジャカルタの都市鉄道を運営している鉄道会社。2本のレール幅(軌間)はJR在来線と同じ1067mmで、電化方式もJRの直流電化線と同じ直流1500Vの架空電車線方式を採用している。2000年以降は日本の鉄道事業者の中古車両が大量に投入されており、東京都交通局の都営三田線6000形やJR東日本の103系、東京地下鉄(東京メトロ)の東西線5000系、東京急行電鉄(東急)の8000系などがジャボタベック社に譲渡されている。
2013年9月からは、E233系7000番台の投入により余剰となった埼京線205系180両がジャボタベック社に譲渡されている。今回の横浜線205系の譲渡により、ジャボタベックの205系は約350両になる。
《草町義和》
http://response.jp/article/2014/05/08/222769.html
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鉄道
2014年08月23日(土) 10時56分
横浜線の205系、営業運転を終了…一部はジャカルタへ

JR横浜線の205系電車が8月23日に営業運転を終了。八王子駅ではホームに横断幕を掲げてラストランを見送った
JR横浜線で、1988年から約26年間活躍を続けてきた205系電車が8月23日、同線での営業運転を終了した。沿線や各駅には、長年親しまれてきた205系の最後の勇姿を見届けようと、多くのファンや地域住民らが集まった。
横浜線に205系がデビューしたのは1988年9月。当初は7両編成だったが、1994年には全編成に6ドア車が連結され8両編成となった。1989年に全列車が205系に統一されて以来横浜線の顔として活躍を続けてきたが、今年2月から新型車両E233系6000番台への置き換えが進んでいた。
ラストランとなったのは、八王子駅8時55分発の快速大船行き。カメラを構えた大勢のファンらが見守る中、駅員が「ありがとう横浜線205系ラストラン」と書かれた横断幕を張り、警笛とともに最後の旅路へと出発する205系を見送った。
JR東日本の発表によると、横浜線で使用されていた205系約170両はインドネシアの首都・ジャカルタの都市鉄道に譲渡される。
《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

八王子駅に掲出された205系の歴史を紹介するポスター「横浜線新聞」
http://response.jp/article/2014/08/23/230558.html