留萌―増毛間、経費4161円で収益100円 JRが収支公表 赤字線存続に危機感
11/06 16:00、11/07 02:07 更新
JR北海道は6日、輸送密度(1キロ当たりの1日平均輸送人員)500人未満の7路線10区間について、100円の営業収益を得るのにかかる費用を示す「営業係数」を発表した。同社が営業係数を公表するのは、1987年の国鉄分割・民営化で発足して以降初めて。採算性が極めて低い数字が並び、沿線自治体からは「近い将来の廃線につながるのでは」など、戸惑いの声が漏れた。

2014年度の営業係数と収支を発表した。JRがすでに16年度中の廃止方針を地元自治体に伝えている 留萌線 留萌―増毛間は、100円を稼ぐのに4161円もかかり、最も採算性が低かった。同区間は運賃などの営業収入が500万円なのに対し、人件費や保線などの費用が2億1200万円もかかっていた。
他区間では、札沼線(学園都市線)北海道医療大学―新十津川間が1909円、根室線富良野―新得間が1430円、留萌線深川―留萌間が1316円だった。10区間中、千円を超えたのが6区間あった。100円を上回ると「赤字状態」で、利用客の多い札幌圏を含む道内全体でも154円となり、鉄道事業の採算性の低さがあらためて浮き彫りとなった。
宗谷線名寄―稚内間は、営業係数は543円だったが、営業区間が183・2キロと長く、保線費用などがかさむことから、営業損益は21億6100万円の赤字と最も悪かった。
JRは同日、関係する沿線自治体にも通知したが、受け取った側からはさまざまな反応が出た。
「将来的な廃線や合理化への地ならしではと受け止めざるを得ない」と話すのは十勝管内新得町の浜田正利町長。「想像以上に厳しい数字で、今後も減便が続くのではと不安になった」(稚内市エネルギー協働課)、「赤字を数字で示されると廃線の可能性をいやでも考えてしまう」(林直樹・オホーツク管内小清水町長)など合理化への危機感を強める反応が大半を占めた。
釧網線 沿線の網走市は、「地方路線の現実だ」(商工労働課)と冷静に受け止めるが、「利用者は少なくても、通学・通院で使う生活路線で廃線はあり得ない」とJRにくぎを刺した。線区の収益率を上げるために「JRと自治体で互いに知恵を出し、利用者を増やす方法を考えることが大事だ」(石垣雅敏・根室市副市長)との指摘もあった。
札沼線沿線の空知管内月形町は「営業係数が出たことで、町民が『もっと列車を利用しよう』という気持ちになるかもしれない」(総務課)と話した。
JR北海道は「丁寧な説明に努めたい」(小山俊幸常務)と強調したが、発表内容を電子メールと電話で報告を受けただけという自治体も多く、不信感を指摘する声もあった。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0198978.html
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自治体の連中は身分が保障されて将来が安泰な公務員だからなのかお気楽なもんだねぇ。
( ´-д-)
「利用者は少なくても、通学・通院で使う生活路線で廃線はあり得ない」
JRに無制限に赤字を垂れ流し続けて潰れれと言うのか?
いくら赤字になろうが国が税金を注ぎ込んで救済してくれるべと甘ったれてるのか?
( ´-д-)
「JRと自治体で互いに知恵を出し、利用者を増やす方法を考えることが大事だ」
営業係数400超え路線の末端の自治体の副市長さんはおっしゃることが立派だねぇ。
今まで何の知恵も出してなかったのか?今更どんな知恵を出せるんだ?
そんな路線で多少乗客が増えたところで焼け石に水どころか溶岩に霧吹きにもならんだろ。
( ´-д-)
「営業係数が出たことで、町民が『もっと列車を利用しよう』という気持ちになるかもしれない」
ここまで無責任な馬鹿な発言、恥ずかし気もなくよく出来たもんだな。
気持ちになるだけか?誰が列車に乗るようになるんだ?
今現在車を持ってる町民が不便を我慢して列車に乗るとでも本気で思うのか?
( ´-д-)
( ´-д-) ・・・なんだかなぁ。
~ 以上 ~
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(おまけ)
「割高」新幹線の特急料金、函館で26日公聴会 全公述人が反対表明へ
11/06 05:00、11/06 07:44 更新
JR北海道が国に認可申請している 北海道新幹線 の特急料金について、国土交通相の諮問機関である運輸審議会が26日に函館市で開く公聴会で、出席する3人の公述人全員が「割高だ」などと認可に反対する立場で意見を述べることが5日わかった。同様の公聴会で公述人全員が反対意見を述べるのは異例。認可すべきかどうか12月中にも石井啓一国交相へ答申する同審議会の判断に、一定の影響を与える可能性がある。
JR北海道が申請している特急料金は、普通車指定席の場合、新青森―新函館北斗間が4450円(運賃を合わせた総額は7260円)、東京―新函館北斗間は1万1130円(同2万2690円)。
同審議会によると、公述人は道教大札幌校の武田泉・准教授、湘北短大(神奈川県厚木市)の大塚良治・准教授、市民団体「海峡同盟」の中尾一樹代表の3人。国交省は海峡同盟の事務局所在地を公表していない。
事前公開された公述書によると、3人はJR北海道が国交相に認可申請している特急料金について、同距離で比べて東海道・山陽新幹線の1・58倍となっていることなどを問題視し、見直すよう求めている。
公述書で武田准教授は、 青函トンネル を含む在来線貨物列車との共用区間約82キロでは、JRが最高速度を260キロから140キロに下げることを指摘。「新青森―新函館北斗間の55%は共用区間。時短効果が限定されている割に(料金が)高すぎる」と疑問を投げかけている。
大塚准教授は「割高な特急料金は利用者にとって不利なことは明白」「地域間交流の活性化が阻害される懸念がある」と、料金の算定根拠を示すよう公述書で求めている。北海道新聞の取材に対しては「申請された通り決めるのではなく厳しく審査してほしい」と話した。
同審議会の答申を受け、国交相は12月にも認可するかどうかを決める。
北海商科大の佐藤馨一(けいいち)教授(地域交通論)は「公述人全員が反対するのは、青函トンネルの維持費などを反映したとするJR北海道の料金設定の算出根拠が弱いためだ。運輸審議会はこうした点を踏まえて検討し、料金を引き下げるよう答申すべきだ」と話している。
JR北海道は「反対の立場で公述を希望している方が3人いるとは承知している」(広報部)と述べるにとどめ、公述内容に関する言及は避けた。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0198825.html
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