10路線13区間、維持困難 JR北海道が正式発表 全線の半分
11/19 07:00

JR北海道の島田修社長は18日、記者会見を開き、「JR単独では維持が困難な路線」を10路線13区間とし、抜本的な見直しを進めると正式発表した。台風被災で一部不通となっている根室線富良野―新得間など3路線3区間には廃線を伴うバス転換を提案するほか、石勝線新夕張―夕張間はすでに廃止で合意。石北線など7路線9区間については、鉄道施設の一部を自治体が所有する「上下分離方式」などを軸に地元と協議する。2019年度末までに合意形成を図りたい構えだが、多額の財政負担を迫られる自治体との協議は難航が予想される。
10路線13区間は現在の全営業区間の半分に当たる計1237・2キロで、1987年の同社発足以来最大の構造改革になる見通しだ。
安全投資や経営安定基金の運用益減少などで経営が苦しいJRは、国の支援金を受けて資金繰りを続けてきた。島田社長は会見で「国の支援も税金。『バケツに穴が開いた』状態のまま税金を入れ続けると借金が膨らみ、民間の融資も受けられなくなる」と危機感をあらわにし、鉄路の存続には大胆な見直しが不可欠との認識を強調した。
輸送密度が200人未満と少なく、赤字額が約4億~約10億円に上る 留萌線 深川―留萌間、札沼線(学園都市線)北海道医療大学―新十津川間、富良野―新得間の3路線3区間については、「バスの方が利便性が高まる」としてバス転換を進めていく。
台風被害で不通となり、復旧に向けた調査も未実施の東鹿越―新得間を含む富良野―新得間は、復旧しても持続的な維持が難しいとして、復旧に着工しないままバス転換する方針だ。
また、輸送密度が200人以上2千人未満の宗谷線名寄―稚内間や根室線釧路―根室間(花咲線)など8区間は鉄道を残す方向で、駅廃止や利用促進策で赤字額を減らした上で、赤字の一部を沿線自治体に負担してもらう上下分離方式が軸。自然災害で昨年1月から運休が続く日高線鵡川―様似間は、既にある地元協議会の中で協議を続ける。
自助努力の取り組みとしては、子会社の株式売却や統廃合を大幅に進めていくとした。外部から必要性が指摘されていた人件費削減については、管理職を含めた社員(平均年齢41歳)の年収が約480万円で、「道内の公務員と比べても最低の水準」(西野史尚副社長)と説明。昨年度は低賃金などを背景に約90人の若手社員が転職や退職したことから、「安全を守るためにも雇用を維持していかなければならない」(同副社長)として、見直さない考えを示した。
島田社長は、安全投資を抑制した結果、度重なる運行トラブルを招いて信頼を失墜させた過去の経営責任について「経営陣の意識の低さを認めている」と述べ、「安全最優先の鉄道に再生するのが責任」と抜本改革への理解を求めた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0339789.html
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「地元と対話」前面に JR社長会見 「上下分離」見通せず
11/19 05:00
単独で維持困難な10路線13区間を公表したJR北海道の島田修社長は18日の会見で、沿線自治体との「対話姿勢」を鮮明にした。今後綿密に意見交換する考えを示す一方、沿線住民に自分たちの鉄路だという自覚を促す「マイレール意識の向上」も求めた。ただ、見直しの柱の一つと位置付ける「上下分離方式」は全国でも前例が少なく、地元負担も伴うだけに、調整が進むかは見通せない状況だ。
「事業者任せではなく、マイレール意識で参画してもらい鉄道存続の道を探りたい」。維持困難路線に関する地元協議に向け、島田社長は会見で力を込めた。
札沼線の北海道医療大学―新十津川間など極端に利用が少ない3路線3区間については「バス転換」を明言した。ただ、沿線自治体が鉄道施設を保有し、JRが運行する「上下分離」などを想定する宗谷線名寄―稚内間を含む7路線9区間については、沿線自治体に路線維持に向け関与や負担を求める方針でありながら、「今後の協議次第」と歯切れが悪い発言に終始した。
JRは、この上下分離を最優先に検討していた。ただ、新たな財政負担を警戒する自治体や道内選出議員から不満が続出。このため、上下分離は「駅の廃止や減便」「運賃値上げ」「沿線住民の利用促進」に並ぶ四つめの柱に位置付け、負担感を和らげる“低姿勢”に徹した。
背景には、1995年の深名線(深川―名寄)合理化の際、JRが廃止方針を切り出し「地元の猛反発を招いたトラウマがある」(JR幹部)。近年も極端に利用が少ない駅の廃止をめぐり、沿線自治体からは「JRの説明は一方的」との批判がくすぶっていた。
こうした中、会見で突如出てきた言い回しが「マイレール意識」だ。住民に鉄道利用や物心両面で支えてもらうことを促す狙いがすけて見えるが、見直しの前提となる自助努力がまだ十分浸透していない。「地域が参画し、路線ごとに話し合いで進める」という独自の「北海道方式」を目指すとも語った島田社長のビジョンが理解を得られるかは未知数だ。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0339786.html
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膨らむ赤字 縮む鉄路 JR維持困難路線発表 安全対策 収益を圧迫
11/19 05:00
経営難にあえぐJR北海道が18日、鉄道事業の抜本的な見直しを正式に表明した。これまで国鉄時代からの不採算路線の廃止や人員削減など効率化を進めてきたが、基金運用益の減少や地方路線の低迷が響き、本業で大なたを振るわざるを得なくなった。来春に発足30年の節目を迎えるが、道内では鉄路が「頼れる足」ではなくなる恐れもある。
JR北海道は1987年4月、国鉄分割・民営化に伴い、3千キロを超える路線を継承して誕生した。88年3月に 青函トンネル を通る海峡線(87・8キロ)の開通はあったが、国鉄時代に廃止が決まっていた天北線(南稚内―音威子府間、148・9キロ)などの長大路線や産炭地の路線を次々に廃線。95年に深川―名寄間の深名線(121・8キロ)を廃止し、現在は発足時に比べ、19%少ない2568・7キロで営業している。
路線は減ったが、人口が集まる札幌圏での近距離利用の増加などから、2015年度の旅客輸送人員は発足時より4割多い約1億3400万人となるなど、むしろ増えているのが実態だ。ただ、鉄道運輸収入は96年度の800億円をピークに減少傾向にあり、昨年度は約685億円と発足時より1割多い程度でしかない。87年ごろに約170キロだった道内高速道路網が今は6・5倍に延び、航空路線の拡充も重なって、柱となる中長距離輸送で苦戦を強いられているからだ。
こうした本業の不振を補うために、JRは JRタワー を核とした商業施設をはじめ、スーパーやホテルなど多角化を図ってきた。鉄道以外の「非鉄道事業」が全売上高に占める割合は6割と、先月に株式上場したJR九州と同水準に達する。
ただ、11年の石勝線の特急脱線炎上事故を皮切りに、トラブルが相次ぎ、それまで怠ってきた安全投資に資金を重点配分せざるを得なくなった。老朽化した橋やトンネルの修繕費もかさみ、17年3月期のJR単独の経常赤字は過去最悪の235億円まで膨らむ見通しだ。赤字補填(ほてん)のため積まれた6822億円の経営安定基金も超低金利の影響で、運用益が当初想定の45%に当たる226億円(16年度見込み)まで減っている。
「できれば鉄路を維持したいが、もう背に腹は代えられない」とJR幹部は漏らす。単独で維持する方針を明確にしているのは、 北海道新幹線 の札幌延伸分も含め11区間1150・7キロ。現路線の約半分に当たる13区間1237・2キロについては今後、バス転換や資金負担などを沿線自治体に求めていく。企業存続を模索しながら、公共交通を担う責務をどう果たすか。進む道はかつてなく険しい。(経済部 栗田直樹)



http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0339818.html
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JR北海道 維持困難路線の特徴と歴史
11/19 05:00
JR北海道が「JR単独では維持が困難な路線」とする10路線13区間に加え、 第三セクター 「北海道高速鉄道開発」が運営に関わる2路線2区間の特徴や変遷をまとめた。1キロ当たりの1日平均輸送人員を示す輸送密度や100円の営業収益(売上高)を得るのにかかる費用を示す 営業係数 、営業損益は、いずれも日高線を除いて2015年度実績。
《1》札沼線(学園都市線)北海道医療大学―新十津川 道内最低の輸送密度
沿線の月形高(空知管内月形町)の生徒の3割が通学に利用するものの、輸送密度は79人と道内最低で、営業係数も2213円と最も採算性が悪い。鉄道愛好者に人気のディーゼル車・ キハ40系 が走る。
《2》石勝線新夕張―夕張(廃止合意) 夕張市から廃止提案
人口減少などで輸送密度は118人と30年前の10分の1に低迷。今年8月には夕張市側から路線廃止が提案された。市は今後、JRの協力を受け、各地区をバスなどで結ぶ新たな地域交通体系への転換を進めていく。
《3》根室線富良野―新得 映画「鉄道員」 ロケ地
輸送密度は152人と低迷しているが、高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケに使われた幾寅駅(上川管内南富良野町)があるなど観光面での価値は高いとされる。布部駅(富良野市)もテレビドラマ「 北の国から 」に登場した。
《4》 留萌線 深川―留萌 SLすずらん号人気
12月に留萌―増毛間が廃止されるため、地元では留萌線全廃への危機感が募る。恵比島(えびしま)駅(空知管内沼田町)はNHK連続テレビ小説「すずらん」の舞台として脚光を浴び、観光列車「SLすずらん号」(06年休止)も登場し、人気を集めた。
《5》日高線鵡川―様似 昨年1月から運休に
線路の多くが海岸線にあり、地盤が弱いため、昨年1月の高波被害以降運休が長期化している。今夏の台風でも被災し、復旧費は計86億円。JRは「上下分離方式」を提案したが、沿線7町は地元負担を拒否し、協議が難航している。
《6》宗谷線名寄―稚内 特急区間で最少密度
区間別の営業損失は約25億円と、維持困難路線の中で2番目に赤字額が大きい。営業係数は618円。道央圏とJR最北端を特急などで結ぶ路線の一つだが、輸送密度は403人と、特急が走る区間では唯一500人未満となっている。
《7》根室線釧路―根室(花咲線) JRで最東端の鉄路
JR最東端の鉄路。地元の港やカニの名前が想起できる「花咲線」という愛称で親しまれる。営業損失は11億円。今年3月のダイヤ改正では上下線6本の減便や、知名度の高い花咲駅の廃止など大胆なコストカットも行われた。
《8》根室線滝川―富良野 「炭都」を結んだ要衝
それまで旭川経由だった道央と道東を結ぶ道内輸送の大動脈として、1913年(大正2年)に開通。「炭都」をつなぐ交通の要衝として沿線は繁栄したが、81年の石勝線開通後は重みが薄れている。輸送密度は488人と落ち込んでいる。
《9》室蘭線沼ノ端―岩見沢 道東北の農産物輸送
もともと、産炭地から本州向けの石炭を輸送する重要な路線として発展した。現在は道東や道北の農産物などを本州に運ぶ貨物列車の利用が多い。普通列車の乗客は少なく、輸送密度は500人となっている。営業係数は965円。
《10》 釧網線 東釧路―網走 自然豊かな道東縦走
釧路湿原、阿寒の両 国立公園 と、 世界自然遺産 ・ 知床 の近くを縦走し、観光面での需要が大きい。最近は 外国人観光客 で普通列車がにぎわっていることもあり、15年度の輸送密度は513人と、前年度(466人)から増加した。
《11》日高線苫小牧―鵡川 馬産地走る優駿列車
古くは製紙用の木材の輸送などで活用されていたが、近年は利用者が減少し、輸送密度は589人。赤字額は4億円で営業係数は803円。車窓から太平洋と牧場が見えるワンマン列車には、馬産地らしく「優駿(ゆうしゅん)浪漫」と記されている。
《12》石北線新旭川―網走 タマネギ運ぶ大動脈
タマネギの出荷時期に運行される貨物列車「 タマネギ列車 」(北見―旭川)が走る物流の大動脈。区間距離は234キロと維持困難路線の中で最長なだけに、営業損失も36億円と最大。特急も走るが、100年以上たった古いトンネルも多い。
《13》富良野線富良野―旭川 沿線に人気の観光地
旭川への通勤・通学利用のほか、観光客に人気の富良野・美瑛が沿線にあるため、輸送密度は1477人と維持困難路線で最多。観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」の乗客は昨年100万人を達成した。山間部で、除雪には困難を伴う。
《14》宗谷線旭川―名寄 スーパー宗谷で速く
第三セクター「北海道高速鉄道開発」が97年から線路部分の改良や新設する車両の購入など一連の高速化事業に着手。00年までに終了し、同年、宗谷線初の特急「スーパー宗谷」がデビューした。営業損失は21億円、営業係数は384円。
《15》根室線帯広―釧路 道東道 延伸が影響も
北海道高速鉄道開発の前身「道東高速鉄道開発」が94年の設立に合わせ、石勝・根室線南千歳―釧路間の線路部分の改良や防風柵設置などの高速化に着手、97年に「スーパーおおぞら」が登場した。道東道延伸などもあり赤字は33億円に上る。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0339784.html
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衰退、民営化の傷今も 旧幌内線の三笠 人口減、マチ再生に苦悩
11/19 05:00

旧三笠駅と三笠市役所を結ぶ通り。駅を利用する人でにぎわったかつての面影はない=18日午前10時35分、三笠市多賀町
JR北海道が18日発表した「維持困難路線」での鉄道事業見直しは、旧国鉄の分割民営化に当たり赤字ローカル線が相次いで廃止された30年余り前の光景をほうふつとさせる。鉄路が消えたマチはその後、衰退の道をたどった。道内最古の鉄路、旧幌内線が1987年に廃止された三笠市では、この発表を「いつか来た道」と重ねて見つめる人の姿があった。
炭鉱最盛期はにぎやかだったという旧三笠駅前は18日朝、冷たい風が吹き付け、多くの店がシャッターを閉ざしていた。「炭鉱閉山も大きいが、鉄路廃止が人口減に拍車を掛けた部分はある」。西城賢策市長(65)は苦渋をにじませる。
累積赤字を抱えた旧国鉄は、分割民営化に向け80年代に赤字ローカル線を廃止。道内で22路線計1456キロが消えた。幌内炭鉱から石炭を積み出すため、1882年(明治15年)に開通した幌内線(岩見沢―幾春別)も例外ではなかった。
同炭鉱は1989年に閉山。人口減は続き、今や9059人(1日現在)とピーク時の約7分の1になった。
だまって見ていたわけではない。市は住宅建設費の助成や保育料、幼稚園授業料の実質無料化などの移住・定住対策に力を入れた。西城市長は「30年近く過ぎ、やっとまちづくりの方向性が見えてきた」と言う。
田畑が広がる郊外の萱野(かやの)地区。旧萱野駅の駅舎はライダーハウスに生まれ変わった。幌内線廃止後、住民らが駅舎の存続と再活用に尽力した結果だ。その一人、会社社長武部豊樹さん(66)は駅の近くで生まれた。「通学や通勤などで駅を使ってきた愛着や思い出が出発点だった」と振り返る。
それでもにぎわいの喪失は止められない。「鉄道はマチの動脈。なくなれば勢いは失われる」。JRが「維持困難路線」とした地域では沿線自治体との協議が始まるが、武部さんは「鉄路存続に向けて住民も知恵を絞ることはできる」と、議論の行方を気にかける。
かつて幌内線で勤務した元国鉄機関士の矢野光明さん(80)=岩見沢市=は、「合理化」を旗印に掲げるJRの姿勢を憂慮する。鉄路廃止で地域が衰退し、人口が減れば、鉄道利用者も減る悪循環を招いている気がしてならない。「目先の理屈で弱者を切り捨てた先に何が残るのか。JRだって苦しむことにならないか」(報道センター 斉藤千絵)
■沿線自治体「容認できぬ」 観光振興策求める声も
「地域の公共交通として鉄道体系の存続に努めてほしい」。JR北海道が「単独では維持困難」とした10路線13区間の沿線市町村からは、鉄路廃止に否定的な意見が相次いだ。一方、今後の議論の行方が読めず、戸惑う声も多かった。
北海道新聞が13区間の沿線の計56市町村に、JRによる鉄道事業見直しについて質問したところ、18日までに40市町村が回答した。「維持困難路線」を発表したJRの姿勢について、14自治体が「容認できない」とした一方で、6自治体は「JRの経営状況を踏まえると理解できる」と答えた。18自治体は「分からない」とした。
「容認できない」とした自治体では、空知管内月形町が「高齢化や若年層の車離れで公共交通の重要性は増す」として、現時点の経営難を理由とする廃線方針に再考を求めた。名寄市は、旧国鉄の分割民営化にあたり、不採算路線を多く抱える北海道が切り離された経緯を踏まえて「国の責任で路線維持に必要な支援を求める」と回答した。
「分からない」と答えた自治体のうち、宗谷管内幌延町は、事業見直しが「厄介者を切り捨て、都合のいい部分だけを残すマイナス方向に向いている」と指摘。JRは道や沿線自治体と連携して鉄道を生かした観光振興策を打ち出すべきだとの考えを示した。根室市は「拙速な路線見直しは、道民生活や北海道経済に甚大な影響を及ぼすことが懸念される」と答えた。
■「安易な廃止反対」JR北海道労組
JR北海道の維持困難路線の発表を受け、JR北海道労組(組合員約6250人)は18日、札幌市内で記者会見し、安易な路線の廃止やバス転換への反対などを訴えた。
同労組の鎌田寛司中央執行委員長は、国鉄の分割・民営化時に国が設けた経営安定基金の運用益がバブル崩壊後の超低金利で大幅減となっていると指摘し、「JRの経営難が国鉄改革に起因する以上、国の責任で是正すべきだ」と主張した。その上で「利用者や自治体に負担を求める安易な路線廃止や代替交通への転換に反対する」とした。
JRが札沼線など3路線でバス転換を検討していることによる組合員の配置などへの影響について、笹森哲也書記長は「協議の行方を見守りたい」と述べた。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0339822.html
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どうしてこういう記事に出てくる連中は、
鉄道の使命を終えた路線の廃止をこうも頑なに拒むのかね。
現に客がいないんだからバスで良いだろうがよ。
( ´-д-)
鉄道がなくなって衰退した街の例みたいに三笠を取り上げてるけど、
三笠は炭鉱が閉山して街が衰退したから鉄道が廃止になったんだろうがよ。
順番が逆だろ。
炭鉱が無くなって他に産業の無い山の中に線路を残して誰が乗りに行くってよ。
マスゴミの下らない印象操作だな。
( ´-д-)
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(おまけ)
2016.8.23 15:00更新
【鉄道アルバム・列車のある風景】
北海道(上)JR根室線/雨と霧に煙る湿原の向こうに

(1)厚岸湖を望む湿原の脇を走る普通列車=北海道厚岸町(糸魚沢-厚岸)
濃霧と雨だった夜が明け、北海道厚岸(あっけし)町は時々薄陽がさす曇り空になっていた。朝5時半、すぐに湿原へ向かった。
別寒辺牛(べかんべうし)湿原。昭和58年に厚岸観光十景に選定されてから名付けられ、平成5年にラムサール条約登録地となってその名が知られ始めた“新 しい”湿原は、広さ約83平方キロメートル。首都圏や京阪神なら、やや広めの市の面積ほどもある。その広大な無人の湿原を、JR根室線の単線が横切る。
湿原南西端の展望のきく小高い山に上がった。眼下の厚岸湖に注ぐ河口に、パッチワークのような湿地帯が広がる。東から北にかけての大湿原を見渡せば、自然度の高さに驚くばかりだ。わずかに湿原の遙かかなた、台地のすそ野の国道を、車が走るのが小さく見える。
ほかに動くものといえば野鳥だけ。そこへ北東の山間から一両のディーゼルカーが姿を現した。この区間の開業は大正8(1919)年。以来、この風景はほぼ変わっていないだろう。国内で最も“古い”鉄道風景のひとつが残っていると言えるかもしれない。
翌日は再び雨と濃霧。地域の中心都市・釧路を西へ走り、太平洋沿いの馬主来沼(ぱしゅくるぬま)と尺別(しゃくべつ)原野へ。森林も海岸線も霧に霞む風景 は幻想的だが、7月末でも気温は18度で肌寒い撮影コンディション。そんな中、音別(おんべつ)川の河口に架かる鉄橋を通過した札幌行き特急「スーパーお おぞら」のブルーの車体がまぶしかった。
◇
私が訪れた7月末以来、北海道は台風や大雨被害が相次いでいます。道民の皆様に心からお見舞い申し上げます。
(文化部長 藤浦淳)

茫洋たる別寒辺牛湿原のただ中を行く=北海道厚岸町(糸魚沢-厚岸)

人跡希な湿原のただ中を走る=北海道厚岸町(糸魚沢ー厚岸)

濃霧の馬主来沼を走る特急「スーパーおおぞら」=北海道釧路市(古瀬ー音別)

霧の中を音別駅に入線する普通列車=北海道釧路市

(2)濃霧の尺別原野に架かる鉄橋を渡る特急「スーパーおおぞら」=北海道釧路市(尺別-音別)

濃霧の尺別原野にかかる鉄橋を渡る=北海道釧路市(尺別-音別)

http://www.sankei.com/west/news/160823/wst1608230043-n1.html
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2016.9.9 15:00更新
【鉄道アルバム・列車のある風景】
北海道(下)JR釧網線\霧の湿原を行く

(1)塘路湖(左)とエルオトーに挟まれた湿原を走る=北海道標茶町(塘路-茅沼)
「グルォー!グルォー!」
釧路湿原を縫って走るJR釧網(せんもう)線の季節名物列車「くしろ湿原ノロッコ号」の北の起点、塘路(とうろ)駅前に、タンチョウの大きな独特の鳴き声がこだました。
日本で最も広いこの湿原は、北太平洋に面した釧路市の北方に位置し、三方を山に囲まれている。元々は海で、駅の近くにある塘路湖には海にしかいないエビが 生息していてそれを裏付けているという。夏の暖かい空気が冷たい海水に触れて発生する霧が湿原に流れ込み、なかなか晴れない。この日も湿度は99%。どの 展望台に上がっても、線路は見えない…。
そんな中、霧の晴れ間に有名な撮影ポイントに上がってみた。サルボ展望台。アイヌ語で小さい芦の原を意味するというが、眼下に広がっていたのは塘路の街をバックにして東に塘路湖、西にエルオト沼など湖沼が点在する悠々たる景色だった。
展望台を下りてエゾジカもうろついている道をさまよい、たどり着いた湿原の踏切でノロッコ号を待った。ノロノロ走るトロッコ列車というイメージの命名で、夏や秋に緑色のディーゼル機関車DE10で1日1~2往復運行される。
夏の道東は緑濃い大地が美しく、湿原観光にはノロッコ号が最適なようだ。遠くから警笛を鳴らし、本当にゆっくりと姿を現した列車には、満員の観光客が乗っていた。
◇
台風被災地の一刻も早い復興を祈念しています。(文化部長 藤浦淳)

沼が点在する湿原を走る=北海道標茶町(塘路ー細岡)

湿原を北へ向かう=北海道標茶町(塘路ー茅沼)

(2)茫漠とした湿原を走る観光列車「釧路湿原ノロッコ号」=北海道釧路町(細岡-釧路湿原)

草深い湿原を行く=北海道釧路町(釧路湿原ー細岡)

湿原を走る快速しれとこ号=北海道標茶町(塘路ー細岡)

塘路駅を出発したノロッコ号=北海道標茶町(塘路ー細岡)

http://www.sankei.com/west/news/160909/wst1609090049-n1.html
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