
東京都交通局は、2020年度から都営三田線に新型車両を13編成導入する。輸送力増強のため、従来の6両編成ではなく8両編成とする。都営地下鉄では、都営新宿線でも8両編成から10両編成に置き換えるなど、輸送力強化が進められている。
既に入札を行い、総合車両と近畿車輛が応札、近畿車輛が消費税抜き134億円で落札した。9月の都議会に契約案を上程し、了承されれば同月中にも正式契約を結ぶ。試作車となる1編成目を2020年度に導入、残りの12編成を2021年度と2022年度に導入する。
車両デザインは交通局のプロジェクトチームで構想し、入札時にイメージを提示した。本契約後に、近畿車両と連携して具体化を進める方針。入札仕様では、車両構体の素材、主電動機や駆動システムの方式は指定していないという。
都営三田線と乗り入れ先の東急目黒線では、新型車両導入までに駅施設の8両編成対応工事を実施、完了させる見通し。

新型車両は、現在乗り入れている東急目黒線への直通運転にも対応した仕様となる。現在、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が主体となって東急線日吉駅から新綱島駅、新横浜駅、羽沢横浜国大駅を経て相鉄線に直通する新線整備工事が進められており、東急目黒線も日吉以西に乗り入れる予定だ。
都営三田線の新型車両が直通できる仕様になるかは、現時点では決まっていない。しかし、都営三田線は混雑率157%の区間を抱えており、これ以上の乗客増には耐えられないため、8両化が必要との判断に至った。今回の都営三田線8両化で、直通先の東急目黒線や線路を共有する東京メトロ南北線の車両がどうなるかにも注目が集まる。
こうして、また東京に人が集まっていく。
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