

2013年10月10日 『各艦、各機搭載する全兵装の使用を許可する。ただし戦しは最重要回避任務だ。総員〝しぬ気でしなずに″敵艦隊を殲滅せよ!!』
『『『『『『『了解!!』』』』』』』
北緯30度43分 東経128度04分、戦場は設定された。その真下にはかつての超弩級戦艦『大和』が眠っている。
『F-2全機、攻撃開始!!』
高度4000を維持して飛行していた20機にも及ぶF-2戦闘機部隊は高度1000まで降下すると翼下に2発ずつ吊るしたASM-3を切り離しラムジェットエンジンを点火させた。F-2戦闘機から発射されたASM-3の総数は40発にもおよんだ。その内4発が作動不良で目標を逸れ、中国艦隊からの猛烈な弾幕により十数発が落とされた。マッハ3という超高速で突っ込んでくるASM-3はそうそう撃墜できるものではないが真横から真っすぐ突っ込むという態勢だったため弾幕をまともに浴びる形となり、迎撃数が上がってしまったのだ。しかし最終的に20発以上のASM-3が敵艦に着弾した。運の悪い艦は船体の真横に、運のいい艦でも機関部に着弾し、ワリャーグと同じように艦内で爆発したため内部に大量のし傷者を出した。ただ、ワリャーグは旧ソ連が建造をしたことだけあり、かなり丈夫な船体構造になっていたため、ゆっくりと沈没したが、今着弾した艦は純粋な中国産の駆逐艦の蘭州型と広州型、揚陸艦の玉庭型である。基本構造の脆い現代の艦ということに加え中国独自の構造により中にはミサイルが貫通したものや、内部で爆発を起こし一瞬で爆沈する艦もあった。残った艦艇は玉庭型揚陸艦が4隻、蘭州型駆逐艦が2隻、江滬型フリゲートが5隻である。沈没・航行不能艦は12隻に及びすぐに引き返してもおかしくないレベルの戦果だった。