매일 사설:열람 제한 철회 이 작품을 읽어 잇자
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毎日社説:閲覧制限撤回 この作品を読み継ごう
社説:閲覧制限撤回 この作品を読み継ごう
毎日新聞2013年08月28日 02時32分
ゲンはよく歌う少年だ。俗謡のような数え歌もあれば、「青い山脈」のような流行歌もある。歌いながら、苦しみを乗り越え、喜びを表現する。松江の子供たちはまた、彼に学校図書館で会えることになった。
松江市教育委員会が漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を全小中学校に要請していた問題で、市教育委員5人が臨時会議を開き、制限の撤回を決めた。市教委事務局が教育委員らの審議を経ずに閲覧制限したことを「手続きの不備」とした。閲覧は今後、各学校の判断に任せられる。
しっかりとした議論をせずに事務局がこの作品を子供たちの自由な閲覧から取り上げたことは問題で、撤回は妥当だ。教育委員たちが規制を許さない防波堤になったと評価できる。ただ、閲覧を制限することの可否には触れられておらず、さらに議論を深めてほしい。
今回の事件で改めて「はだしのゲン」に注目が集まっている。単行本で全10巻の大河作品だ。
物語は先の大戦末期にあたる1945年4月の広島市の情景から始まる。小学校2年のゲンを中心に、戦時中の圧政が前奏曲になり、やがて原爆の投下、その後の地獄図、敗戦後の混乱と貧窮、進駐してきた米兵の横暴、朝鮮戦争など、庶民の歴史がたどられていく。ゲンがたくましく生き続け、中学を卒業し、看板屋で働いた後、志を抱いて東京へ向かうまでを描いている。
被爆した直後の広島の姿が繰り返し登場する。熱線で全身の皮膚がただれ、ぼうぜんとして街をさまよう人々。山と積まれた白骨。水を求めて亡くなっていった男女。
でも、それだけではない。敗戦後の多様な人間ドラマがつづられる。仕方なしにヤクザに身を落とす少年。食べるために米兵の愛人になる女性。ケロイドを理由に差別したりされたりする人々。極限状況の中で、人間のエゴイズムも暴かれる。
現世への心残りからか、シ後に棺おけから出てくる被爆者もいる。戦時中は戦争を賛美し、それを隠して戦後は「平和と民主主義」をうたう者にも容赦がない。やりきれないのは、生活や思いを知り、共感した登場人物たちが、原爆症のために次々と、突然に血を吐いてシんでいくことだ。核兵器の罪深さを実感させる。
作者の中沢啓治さんは戦後、手塚治虫の漫画を読んで勇気づけられたという。「はだしのゲン」には一貫して、困難な中でも前を向いて生きる生命への賛歌と、人間とはどういう存在なのかという問いかけが流れている。この二つの特質は、手塚作品とも共通点があるのではないか。
この漫画を読み継ぎ、人間と社会について考えるきっかけにしたい。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130828k0000m070126000c.html
おはようごじゃります
毎日、
さすがのブレよう
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