三井呉服店の内部の絵
江戸時代は江戸・大坂・京都の3都をはじめ、各地に大都市が発展した。
江戸時代の都市の多くの住人は、生活品を国から直接分配されるのではなく、お金を支払って買わなければならなかった。
その結果、大きなマーケットが形成され、大きな店も登場してきた。
以下に、従業員数の多い店を挙げてみる。
岩城升屋江戸店・・・・・・・・・・従業員数500人
三井江戸本店・・・・・・・・・・350人
下むら大丸呉服店・・・・・・・・・・350人
島田えびす屋・・・・・・・・・・280人
三井大坂店・・・・・・・・・・250人
岩城升屋大坂店・・・・・・・・・・240人
伊藤屋(松坂屋)芝口店・・・・・・・・・・220人
亀屋・・・・・・・・・・200人
三井向店(江戸南店)・・・・・・・・・・200人
白木屋・・・・・・・・・・190人
三井京都店・・・・・・・・・・180人

三井呉服屋の絵。
三井は江戸時代最大の呉服商で、江戸に4店、大坂・京都・松坂に各1店持つ。
また、京都に糸絹問屋を2店経営し、江戸や大坂に両替商を経営。全ての店を合わせると、従業員数は
1000人を突破していた。
定価表示、現金販売、広告ビラ、直接仕入れなどの商法は、三井が先駆者であった。
呉服屋は、現在の三越百貨店に繋がる。


こちらは大丸。大丸は、三井とともに現在の日本の代表的な百貨店。

伊藤呉服店。松坂屋に繋がる。

尾張名所図会に描かれた伊藤屋の名古屋店。