櫂
一般に長い棒状で一端が平らになっており、漕ぎ手はその反対側を握って櫂を操作し、平らな部分を水に入れる。特に和船で使用されるものでは、漕ぎ手が持つ部分にT字形の柄がついている。推進力を得るだけでなく、船の左右の櫂の動かし方によって船の針路を制御することもできる。小型の船では、後端に一つだけ櫂を持ち、左右に振るように動かして漕ぐものもある。
艪
オールやパドルのように水を掻くのではなく、水中で翼断面を持つ先端部を左右に動かすことで揚力を発生させ、推進力とする。柄は普通、船底部と綱で繋がれており、推進力の反作用で柄が浮き上がるのを止める働きを担い、不注意によって艪が失われることも防いでいる。オールやパドルとの違いは、外輪(水を掻いて推進力を得る)とスクリュー(水中で翼断面を持つ羽根を動かして推進力を得る)の違いに喩えられる。
エネルギー変換効率がオールやパドルに較べて非常に良い。しかし艪推進の船は前進しか出来ず、また小回りも利かない。基本的に立位で、両手を使って操作する為、安定性が悪い船や荒れた水面では使用しづらい。小型のものでは、足を使って操作するものもあるが、手を使うものよりも、操作に習熟が求められる。
熟知した水域なら艪の方が有利だが、そうではない未知の水域だと扱いが難しそうだ。艪は地の利が大きく出そう。写真の感じだと漕ぐのに櫂ほどスペースはいらない感じがする。
パドル
艪のように使う事は有るらしいけど、明らかに艪とは違う。