あ、青赤関係なくね。可哀想な人は
まず話が通じない。
話が通じない理由はいくつかあって
1知識量やものの見方の差
これが一番大きいと思ってる。6割方はこれで片づいてる。
2翻訳の問題
機能的文盲含む。古文を読んであげても、慰安婦の証言の間違いを指摘してあげても赤IDでも翻訳に成功しない場合がある。「認めたくない」もここ。
今回は特に山もなく落ちもない。こんな事もあらぁあな、と言うお話し。もちろん分からん事は分からんスタンスはいつも通り。
さて。
玄関が半島に上陸した時はまだ日本の全て家屋に玄関は常設されていたわけではなく、門口・入口はあるけど玄関(正確には玄関の間を含む施設)は武家屋敷やそれに準じる建築に限られたものだった、と言ってもいいと思う。これがエントランスやホワイエ・ドアーと言った言葉と混雑したまま近代に使われていた事も問題。半島にあっては明らかに近代以降に流入した建築用語。
現代日本で「玄関」というのはその建築物の主要な出入り口で、居宅の場合扉、クツを履くためのタタキ、ホール部分を伴う施設を指す。概ね扉の外部分の空間も玄関と呼ぶ。マンションなんかでも同じだよね。ここは推測だけど、同潤会アパート以降こうした建築の門口も「玄関」と称して、それが半島にも伝わり敗戦後もそのまま残ったんじゃないかと思う。日本で言うところのマンションをアパート(アパトゥ)、と呼ぶのも残滓だろうしね。アメリカさんならちゃんとアパートメントって言うだろうから。で、なんとか日本の影響を排除しようとして原意に行き当たり、廟の拝殿や居宅の大門を「玄関だ」と自爆したんだろうと思う。
玄関(玄関の間)と言う施設は極東ではむしろ特殊なものと見てもいいんじゃないかな。調べるとトルコや東南アジアでも「靴を脱ぐ」習慣はあるんだけど、これとの関係はないと思われる。
可哀想な人はしきりに「韓国の民家は家屋庭先垣根大門で構成されている」って言うのが不思議だったんで、結局いろいろ調べて見ようと思ったわけです。民家、って言うのも多分残滓の可能性すらある。ここももう自爆してる気がする。近代以前の日本なら百姓家とか町屋・長屋・屋敷だよね。
ちなみに「民家」という言葉は明治時代だと「ざいけ」とルビを振って大衆とか民衆という意味合いで使われてる事がある。1890年代にはいると今使われている様な家屋としての意味合いででてくる方が普通になっているみたい。まぁ、この辺は追いかける予定はないので、そんな事もある程度。
この発言、ある側面では非常に正しいと認めてもいい。私たち日本人が伝統的日本家屋って何?、と聞かれた時その辺の仕舞た屋を思いつく事はないよね。桂離宮とか神社仏閣、城郭を想起する人もいるかもしれない。「現代の伝統建築」と言われても瀟洒な純和風建築、数寄屋造りなんかだよね。可哀想な人の思考は多分これに似ている。
現在半島に残っている韓屋、すなわち伝統的建築としての居宅はなんとか朝鮮戦争をくぐり抜けたか、最近になって復元されたもの。くぐり抜けたものも当然補修していてこのとき「あるべき姿」にしちゃったものが多いんだと思ってる。こうした「あるべき姿」を以て、そう発言している理由はおそらく、現代韓国における居宅イメージが重なるんだと思う。
まずは古い韓屋をリフォームした2例。北村孝宣堂の中庭で2009改修。

よく見ると日韓折衷様式。こういうノイズが多いんですよ。
次は西村キムチゲストハウス、2012年改修。こっちのほうがより伝統的。

厳密には中庭でないかもしれないけど、典型的な韓屋の庭の使われ方。
これは韓国の一般的なアパートの間取り例。ちょっと高級かもしれない。場所は不明。

これを見ると見事に「韓屋」のイメージが間取りに影響している事が分かる。中心にリビング(中庭に相当)を配置し周囲に房に相当する居室が展開しており、廊下はない。
つまり家屋庭先垣根大門で構成される居宅は韓国のプライドなんだろうなぁと莫と思うわけです。だからこそ玄関が韓式居宅に元々無かった事がかんしゃくの元で、大門=玄関とかの妄想になったんだと。
孝宣堂を見てもらっても分かる通り、こうした韓屋には近代日本建築のノイズがあちこちに見られるんです。なのでこれから紹介するものもその多くはノイズまみれと考えているので、はっきりと「近代以前の半島の民家はこうでした」という材料が乏しいんですよ。
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