KJの伝統板を覗いている諸氏であれば、「三国遺事」は当然ご存知のことかと思うのですが、
「三国遺事」 古朝鮮の条に、檀君について触れられているのですの。
古朝鮮(王儉朝鮮)
魏書云。乃往二千載有壇君王儉。立都阿斯達(經云無葉山。亦云白岳。在白州地。或云在開城東。今白岳宮是)開國號朝鮮。與高同時。古記云。昔有桓因(謂帝釋也)庶子桓雄。數意天下。貪求人世。父知子意。下視三危太伯可以弘益人間。乃授天符印三箇。遣往理之。雄率徒三千。降於太伯山頂(即太伯今妙香山)神壇樹下。謂之神市。是謂桓雄天王也。將風伯雨師雲師。而主穀主命主病主刑主善惡。凡主人
ネットでも尾張徳川家と東京の神田家とにそれぞれ伝わっていたものを、他書によって補訂されし1904年に東京文科大学史誌叢書として刊行されたものが国立国会図書館デジタル化資料で閲覧する事が出来ますね。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991989/42
「謂帝釋也」とされているように檀君と帝釈天を同一の神格として取り扱っているわけですな。
そもそも帝釈天とはシャクラ・デヴァーナム・インドラ(釈迦提桓因陀羅)というヒンズーの神が仏教に取り入れられてなったもので、しかもインドラ(因陀羅)はインド固有の神ではなく、元来カッシュ人やミタンニ人のインドラ神であり、フェニキア人のダゴン神と同一の神です。
ですので檀君=ダゴンという図式が成り立つとされたりすることもありまして。
こういったことから、韓国では元来満州地方の神であったが、仏教が伝来したとき帝釈天と習合したと主張したり、ひどいのは、檀君桓因がインドに行って帝釈天になったというものがいたりする訳で。
そんな話の流れから、こんな地図が韓国内で出回ったりしたわけですな。

この地図自体を非難する意図は全くないのよ。
日本においても仏教と神道の習合において本地垂迹説だの神本仏迹説だのの説もありましたので、国内で話する分には全然構わないと思うわけですよ。ネタ的な所もあるしね。
実際のところ、別地域で発生した別信仰の類似点を見出して習合させたのか、どちらかの信仰が基となり現地化したものとして他方のモノが生まれたかという話は、今回本旨ではないので横においておくこととします。(個人的に思うところはあるけどね)
要するに、韓国における現代の学者さん達にも、檀君=ダゴンという図式はある程度認識されている事柄なのですね。
ちなみにダゴンが東方へ伝播していった様子は上に書いた通りなのですが、逆に当然のことながら西方へと伝播していく訳ですの。
こちらはアブラハムの3宗教の中に見る事が出来る訳ですが、地獄の剣王「バアル」の息子、即ち悪魔として語られていくわけですね。
で、海外に目を移して、世界の古代宗教の再編をしようとしたHPラヴクラフトの著書を見ると、ダゴン及びそれを奉じる集団に関する記述があるわけですな。
それによると北米 インスマスには東洋から入ってきたのだと伝えられるわけですな。
やはり、この場合檀君=ダゴンな訳で、朝 鮮半島からの流入が妥当だと思うのですわ。
また、そのダゴン(=檀君)教を奉じる者たちの姿も、よく日本人が韓国人の頬骨のことを揶揄して「エラ」とか言いますが、そういう特徴もある訳でして。
そこでダゴン(=檀君)教が唱える言葉として、
ふんぐるい・むぐるうなふ・くとぅるー・るるいえ・うがふなぐる・ふぐたん
と言うものが紹介されている訳ですな。
日本人には分かりませんが、古代の朝 鮮人が使っていた言葉か何かなのでしょう。
まぁ何が言いたいのかというとラノベ(=ラブクラフト・ノベル)マンセーとw



しかし考えてみたら、ラノベ読む人間には檀君の認知度は結構高いのね。
怒っちゃイヤン♪