水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」の影響もあり比較的有名な妖怪である。一般的には、軸を下にしてたたんだ状態で表¥現される。傘の軸が1本であることからこの妖怪も一本足で飛び跳ねるようにして移動する。足に下駄を履いている場合もある。傘の部分が顔になっており、目が一つついている。
この妖怪は特に悪さをしないのが特徴で、暗くなってから家の周りを飛び跳ね、人に出会うと大きな赤い舌を出して驚かす。これだけで十¥分迷惑な存在ではあるが、直接危害を加えるわけではないので、妖怪の中では危険度の低い存在ではある。余談だが、とぼけてよく舌を出して笑う。こうした性格や行動によく似た妖怪には、ほかに一つ目小僧が存在する。
一般に、悪さをしないと言われているが、鳥取県溝口町(現・西伯郡伯耆町)に出現する「幽霊傘」(ゆうれいがさ)という妖怪は例外のようで、姿はからから小僧と同様に一つ目一本足だが、強風の吹く日に人を大空に舞い上げると言う[1]。
妖怪探訪家・村上健司は、この妖怪はよく知られている割には実際に現れたという記録はないとし、絵画などにのみ存在する妖怪として分類している[2]。
人間の生活で使用する道具には、年月を経て古くなると変化(へんげ)する能¥力を持つこともあるという考え方がある。これを付喪神(つくもがみ)といい、この妖怪もその一例である。
写真に写っているフィギュアのからかさ小僧は映画「妖怪百物語」に登場した典型的な姿で、頭が弱い悪徳商人の息子である新吉が自分の部屋の壁に画いたからかさ小僧の落書きが、踊りながら壁から抜け出たと同時に笑い声と共に実体化して誕生した。新吉の顔を長い舌で嘗めながら共に戯れるシーンはこの映画での唯一のユーモラスなシーンとなっている
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川や沼の中に棲む。ただし例外に地行浜(現在、福岡ドームが建っている辺り)の酒飲み河童は、海に住む。泳ぎが得意。
悪戯好きだが悪さをしない妖怪として伝えられる場合もあるが、多くは水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引き込み、溺れさせたり、「尻子玉」(尻小玉とも書く)を抜いて殺すなどの悪事を働く。抜いた尻子玉は食べたり竜王に税金として納めたりする。尻子玉とはヒトの肛門内にあると想像された架空の臓器で、これを抜かれると腑抜けになると言われている。この伝承は溺死者の肛門括約筋が弛緩した様子があたかも玉が抜けたように見えたことに由来するようである(尻子玉は胃や腸などの内臓を意味するという説もある)。人間の肝が好物ともいうが、これも前述と同様の溺死者の姿があたかも内臓を抜き去ったかのように見えたことに由来するといわれる[3]。
相撲が大好きでよく子供を相撲に誘う。相撲に負けた子供は尻子玉を抜かれる。河童は大人よりも力が強いが、仏前に備えた飯を食べた後に闘えば子供でも負けないと言われている。
好物はキュウリ、魚、果物。これに因みキュウリを巻いた寿司のことを「カッパ巻き」と呼ぶ。キュウリを好むのは、河童が水神の零落した姿であり、キュウリは初なりの野菜として水神信仰の供え物に欠かせなかったことに由来するといわれる[3]。
義理堅く、魚や薬の製法を恩返しとして提供する民話も多く存在する。
鉄、鹿の角、猿を嫌う。潜水時間は河童は12時間だが猿は24時間なので闘うと猿に負けるという民話もある。シダの葉で頭を撫でると人間に化けることが出来る。
愛知県北設楽郡三輪村大字川合(現・南設楽郡鳳来町)では「火を貸せ」(ひをかせ)という河童の怪異が知られている。ある夜、小石久右衛門という男が大字長丘と川合の間にある亀淵近くを通ったとき、後ろから少女が「久右衛門、火を貸せ」と呼び止めた。久右衛門は以前からこの付近に河童が出ると聞いていたので、いきなり大煙管で女の頭を打ちつけた。すると少女の姿は消え、同時に久右衛門は体が痺れて気を失ってしまった。やがて朝になってから目が覚め、どうにか家に帰りついた。人々は、亀淵の河童の仕業であろうと噂¥したという。