皆さん、ご無沙汰しております。また音楽スレをupしようかと思います。
今回は‘That"s amore’という歌をご紹介します。‘amore’とはイタリア語で、‘love’という意味です。
これは1953年の米国映画「底抜けやぶれかぶれ」(原題The Caddy)で歌われたもので、歌手はこの映画にも出演したディーン・マーチンDean Martinです。‘That"s amore’は米国で大ヒットし、その後ディーン・マーチンの代表曲の1つにもなりました。
私は、長崎時代にこの曲をカラオケでよく歌いました(最近は‘洋楽合戦’をする相手がいないので、余り歌っていないなぁ)。旋律が軽やかで、歌詞もロマンチック、歌って楽しい曲です。
また、この曲は1987年の米国映画「月の輝く夜に」(原題:Moonstruck)にもオープニングとエンディングで流れ、ロマンチック・コメディの雰囲気を大いに盛り上げました。原題のMoonstruckとは、月の光に打たれて夢見心地になったり、気がふれたりすることだそうです。
月は心を惑わす魔物です。満月になると男は狼になるようですが、それほどでなくても、月の青い光を浴びると、男女を問わず、もやもやとした気分になります(私だけか?)
映画は、あるイタリア系アメリカ人一家の浮気と本気が交錯する騒動を、暖かくユーモラスに描いたものです。
37歳の未亡人シェールCher(アカデミー主演女優賞受賞)と、冴えないパン職人ニコラス・ケイジNicolas Cageが主人公です。
シェールは、ニコラスの兄と婚約していましたが、ふとしたはずみで弟のニコラスと一夜をともにしてしまいます。翌朝深く反省しているシェールに、ニコラスは一緒にオペラを観に行ってくれたらもう諦めると言ってデートを申し込みます。二人はニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の前でおしゃれして落ち合うことを約束します。
その場面がこれです。月夜の晩、二人の変貌ぶりがこれでよくわかるかと思います。‘Moonstruck’って、恐ろしいですねぇ・・・。
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(歌詞)
(In Napoli --where love is king
When boy meets girl Here"s what they say)
When the moon hits your eye like a big pizza pie
That"s amore
When the world seems to shine like you"ve had too much wine
That"s amore
Bells will ring ting-a-ling-a-ling, ting-a-ling-a-ling
And you"ll sing "Vita bella"
Hearts will play tippy-tippy-tay, tippy-tippy-tay
Like a gay tarantella
(Lucky fella)
When the stars make you drool just like a pasta fazool
That"s amore
When you dance down the street with a cloud at your feet
You"re in love
When you walk in a dream but you know you"re not
Dreaming signore
Scuzza me, but you see, back in old Napoli
That"s amore
(和訳)
恋の都ナポリで
男の子と女の子が出会うと
二人の会話はこうなります;
大きなピザパイのような月が、あなたの目に映ったら
それは恋の始まり
ワインを飲みすぎたみたいに、世界が輝きはじめたら
もう恋の始まり
ベルがリンリンリンと鳴って
あなたは歌い始める、‘人生は素晴らしい’と
心もドキドキしてくる
陽気なタランテラの踊りのように
(幸運なヤツだ)
夜空の星が、豆入りスープパスタのように、あなたをわくわくさせたら
それは恋の始まり
あなたが大勢の前で、通りを踊っているときは
もう恋の状態
夢心地で歩いても、もう夢ではないことはご存知ですね、お嬢さん方
すみませんが、もうおわかりでしょう、さあナポリに帰りましょう
恋が始まるのですから
おまけ
私が長崎にいた頃、真夜中に西海岸(国道202号線)を車で走っていると、窓の外に美しい月夜の晩が広がっていました。月が海上を照らし、月の光が波に揺られ千千(ちぢ)に砕けて、海に白い道を敷いていました。
私は、その道の上に立ち、月を仰ぎ見たいという‘妄想’(Moonstruck状態?)にとらわれて、運転に集中できなかったことを覚えています(今思えば車を止めてじっくり眺めればよかったのですが、そのときの私は余り感傷的ではありませんでした)。この写真はネットから取ったものですが、私が見た絵はまさにこの通りでした。