米国:貧困層人口が過去最多に 09年4356万人
米商務省国勢調査局は16日、09年の米貧困層人口が前年比9.4%増の4356万9000人となり、1959年の調査開始以来、過去最多になったと発表した。総人口に占める割合を示す「貧困率」も14.3%と前年(13.2%)から大きく上昇、94年(14.5%)以来15年ぶりの高水準となった。
金融危機による深刻な景気後退で09年の失業率は急上昇しており、仕事を失い所得がなくなった人が急増したのが理由。雇用改善ペースの遅れから、10年も貧困層人口は高水準が続くとみられ、オバマ政権の支持率低下の一因にもなっている。
09年の家計所得(中央値)は、4万9777ドル(約427万円)で08年比0.7%減。医療保険に加入していない人数は、前年比433万5000人増の5067万4000人に拡大し、過去最多となった。総人口に占める割合も16.7%で、初めて16%台に達した。
米メディアによると、貧困層は4人家族で年間所得2万1954ドル未満などと家族の人数に応じ定義している。
毎日新聞 2010年9月17日
http://mainichi.jp/select/world/news/20100917k0000e030007000c.html