北朝鮮に「帰還」した脱北者を待ち受ける厳しい現実
アジアプレス 7月19日(金)11時12分配信
咸鏡北道会寧(フェリョン)市。間を流れる川は豆満江。朝中国境の豆満江側では最も大きな都市だ。90年代後半以降、多くの住民が脱北した。2010年6月中国側より撮影(アジアプレス)
◇内部協力者証言「保衛部が徹底監視、特別待遇もない」
昨年末、定着していた韓国を離れ、再び北朝鮮へ戻り暮らしていた脱北者のキム・グァンホ氏一家が先月になって二度目の脱北を行い、中国吉林省の延吉市で公安当局によって逮捕・拘留されている。一家の今後の処遇についてはもちろんのこと、北朝鮮への再入国後の生活にも注目が集まっているが、一家が「帰還」した北朝鮮で厳しい生活を送っていたであろうことが、北朝鮮内部への関連取材で分かった。(カン・ジウォン)
[他の写真を見る]脱北防止のため、朝中国境に設置された鉄条網
キム氏一家の故郷でもある、咸鏡北道会寧(フェリョン)市に住むアジアプレスの取材協力者は、今月初めに行った通話のなかで「(北朝鮮当局は)韓国に脱北した後、戻ってきた『再入北者』たちに対し、記者会見後に住居、生活保障などの特別な配慮を与えず、脱北以前の住所、職場に戻り定着させている」と明かした。
キム・グァンホ氏は、北朝鮮への再入国後の1月24日、平壌で行った記者会見の席で「韓国は人が暮らすことができない『生き地獄』のような所。職に就くこともできない腐った社会だ」と、涙を流しながら韓国を非難していた。
キム氏のように、公開の席で「再入北」を告白し、「韓国への非難(および北朝鮮の社会体制への賞賛)」を語った人物が、わずか5か月後に再び脱北したケースは非常にまれだ。
前出の取材協力者はこう説明する。
「現地の住民達は、『再入北者』を韓国で(韓国当局から)スパイの任務を与えられてきた人物と誤解し、普段から警戒している。再入北者は普段から担当保衛指導員(情報機関)の徹底した監視の下で暮らしており、孤立した生活を送らざるを得ない」。
◇「韓国では美味しい食事」発言で収監も
韓国の日刊紙「世界日報」は16日、キム氏の北朝鮮生活の一端を明かした、韓国の与党セヌリ党の河泰慶(ハ・テギョン)議員とNGO(非政府組織)・北朝鮮難民人権連合のキム・ヨンファ会長による会見内容をこう報じた。
「今年はじめに(平壌で)行った記者会見は、北朝鮮当局が準備した原稿を二か月にわたり暗記したもの。生活のために他の選択肢が無かった。その後『韓国にはサムギョプサル(豚肉の焼肉)、サムゲタン(鶏のスープ)など美味しい食事を食べられる』と韓国の宣伝を行ったかどで収監されたこともある」。
脱北者は韓国で、文化と言語の違いなどもあり、定着が容易では無い。しかし、本人が努力した分だけ対価を得られる生活をしてきたため、職場でいくら働いてもわずかな報酬しか無い北朝鮮での生活に再度なじむことは難しい。
さらに、当局からの特別な生活保障もないまま、脱北以前の故郷で暮らさなければならないとなると、さらに条件は厳しくなる。これまで「再入北」した脱北者は、咸鏡北道や両江道など、中国との国境地域に住んでいた人たちだ。
また、北朝鮮当局はここ2~3年、脱北を防ぐために国境地域の警備を強化してきた。同時に「再入北」をうながすために、北朝鮮に残された脱北者の家族に対する懐柔や脅迫を繰り返してきた。
2006年から定着していた韓国を離れ、昨年6月に再入北後の記者会見を行ったパク・ジョンスク氏は、「北朝鮮に戻ってこなければ(北朝鮮に残された)息子に害が及ぶ」と当局により度重なる脅迫を受けていたとされる。
これまで北朝鮮に再入国した人々は、記者会見の席で必ず北朝鮮体制を熱烈に支持したが、北朝鮮当局は彼らに対し特別な保障を行わず、脱北以前の生活に戻すことを繰り返している。
これに対し、前出の取材協力者は
「北朝鮮では『故郷』に戻ってきたと寛大に許し、処罰もせずに生活させると言うが、そもそも韓国で不自由なく暮らしてきた彼らにしてみれば、北朝鮮での日常生活そのものが監獄のように感じられるだろう」
と語った。
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不覚にも全部読んでしもたが、
なにこの「可哀想」感。
可哀想なのは拉致被害者だ!バーカ!
おまえらがどうなろうが、生活になじむなじまないとかどうでもええワ
とっとと返せ
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