
全羅南道麗水市の沖で行方不明になった40歳の船員が、救命用浮き輪につかまり、対馬近海まで100キロほど流された末に救助された。
釜山海洋警察署によると、今月28日午前3時20分ごろ、麗水市三山面の白島の南東30.9キロ沖合に停泊していた大型底引き網漁船(96.6トン)の乗組員の男性(40)の行方が分からなくなった。漁船はその後、2時間ほどにわたって捜索を行ったが、男性を発見できず、同日午前6時16分ごろに麗水海洋警察署に捜索願を出した。
男性は行方不明になってから8時間30分後の午前11時50分ごろ、長崎県対馬市の西17.5キロの海上で、操業中の日本の漁船に救助された。救命用浮き輪につかまり、大韓海峡(朝鮮海峡)を100キロほど漂流したことになる。日本の漁船は男性をいったん対馬に連れていった。同日午後4時12分ごろ、日本の海上保安庁が韓国の南海地方海洋警察庁に、男性を救助した事実を通知し、引き取りを要請した。釜山海洋警察署は第3001警備艦(3000トン)を派遣し、午後7時45分ごろ、慶尚南道統営市の鴻島の南東21.6キロの海上で、日本の巡視船「あさじ」から男性を引き取った。海洋警察側は「男性は特に外傷もなく、健康状態は比較的よかった」と話した。男性は29日午前0時30分ごろに釜山市影島区の海洋警察の埠頭(ふとう)に到着し、家族と再会を果たした。麗水海洋警察署は現在、男性に対し事情聴取を行い、事故の経緯について調べを進めている。
釜山=朴柱栄(パク・チュヨン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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