Q: 日本海に旧ソ連の原子力潜水艦が沈められていると聞きましたが、事実でしょうか。
事実であれば詳しく教えてください。
質問日時:
2007/7/20 05:16:56
A:ベストアンサーに選ばれた回答
“沈められている”という表現より、
“廃棄処分されている”という表現が適切です。
旧ソ連時代に建造され、老朽化が進行し放射能漏れが確認されても改造や補強等は経済面で不可能な状態です。
つまり、旧式の老朽艦に金をかけて修理しても無駄という結論です。
これを陸上で解体するには放射能漏れを防止する施設や技術開発に莫大な費用がかかります。
一時期、米国が解体の支援を申し出たようですが、軍事機密が漏れるのでこれを拒否しています。
かと言って、そのまま軍港に放置すれば、朽ち果てて軍港の周辺一体が放射能で汚染されてしまいます。
そこで、ロシアが実行したのが、日本海の自国領海内での海洋投棄です。
投棄された潜水艦は移動しませんが、放射能に汚染された海水は世界中に移動し汚染を拡大します。
傲慢でBAKAな政府ですね。ロシア人は。
この件は、以前NHKの特集で報道されていましたよ。
その時の映像には、軍港内に数十隻の退役潜水艦がひと塊の状態で映っていました。どれが原潜なのかは当然分かるはずがありません。
日本政府は、定期的に海水の放射能汚染の状態を調査し、分析し結果を公表していますが、果たして内容が事実なのかは?です。
A: 別の答え。
原潜というよりは、正確には、
原潜に積まれていた原子炉が、日本海に廃棄されて沈められているのです。
小学館『プロメテウスの墓場』西村陽一
地球経度の六分の一を占め、十一の標準時を持つ大ロシア。
この新しい国家の誕生は国際社会に新たな緊張を現出させるにいたった。急速に、しかし確実に老朽化している兵器と装備。対西側陣営を想定して膨張してきた陸軍国・旧ソ連の冷戦時代の遺産であり、それは国土のいたるところに現存している。そこにはいまなお、巨大化した軍事国家の「意志」と恐るべき現実があった。広範な領土をもち、ソ連邦崩壊後も絶大なランドパワーを維持するロシア軍と核の不可避な現実に、現役ジャーナリストが渾身の取材で肉迫した書き下ろしノンフィクション。
とくに戦慄すべきは、原子力潜水艦に関する報告である。帝政ロシア以来、外海への執念を持ったソ連は、潜水艦の建造に執念を燃やしてきた。冷戦が終わり、いまでは原潜の解体を急がなければならない。ところが予算不足のために、作業は遅れている。原潜を輪切りにしたものの、屑鉄の買い手さえいない。まして原子炉や使用ずみ核燃料をどこに保管するのか。
太平洋艦隊では、これまでに約六〇隻の原潜が退役し、解体が終わったのは一〇隻に過ぎない。残る五〇隻はカムチャッカ半島から沿海地方に係留されている。