韓国政府「デフレではない」
サーチナ 12月2日(月)13時56分配信
韓国の統計庁は2日、「11月の消費者物価動向」発表した。10月の消費者物価は前年同月比0.9%上昇した。0%台の上昇率は9月から3か月連続となる。複数の韓国メディアが報じた。
統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、11月の消費者物価は前年同月比0.9%上昇し、これは前月の消費者物価上昇率0.7%より上昇幅がやや拡大したものであるが、全体的にIMF外国為替危機直後の1999年と同じようなレベルとなった。
0%台が3か月連続だったのは、1999年7-9月以降14年ぶりであり、消費者物価は今年に入って1.0-1.5%台を前後。7月に1.4%、 8月の1.3%を記録して以来、9月に0.8%と0%台に突入した。
一方、農産物と石油類を除いた11月の源物価は1年前より1.8%、前月比0.3%上昇した。 経済協力開発機構(OECD)基準源物価の食料品・エネルギーを除く指数の前年同月比上昇率は1.5%、前月比0.3%上昇した。
生活物価指数は、前年同月より0.2%上昇し、前月比では0.2%下がった。 生鮮食品指数は、前年同月より8.5%、前月比3.8%の下落。
また、工業製品は前年比1.4%、前月比0.4%上昇した。公共料金も電気料金の値上げの影響で都市ガス(5.3%)、電気代(4.7%)、地域暖房費(5.0%)など次々と上昇した。
消費者物価上昇率が低迷する中、韓国内ではデフレに対する懸念も頭をもたげている。消費をはじめ、全体的な経済活動や投資も低迷しており、生産も著しく増加していない状況が続き、デフレへの懸念は増幅していると指摘。
しかし、韓国の企画財政部は、現在の韓国はデフレを懸念するほどの状況ではないと、これを否定している。(編集担当:李信恵・山口幸治)