沈没直前に高校生が撮影していた映像。29日、新たなやりとりが判明しました。当初、楽観していましたが、秒単位で悪化していく緊迫した状況がわかります。
「動かず、万が一に備えてください」(船内放送)
「本当に浸水するんじゃないの?」(高校生)
「半端なく揺れてるね」(高校生)
「危険です。万が一に備えてください」(船内放送)
「本当かよ?」(高校生)
「あぁ降りたい、降りたいよ」(高校生)
その場にとどまるよう船内放送で指示する船側。生徒たちは、傾いた船内で必しに体を支えていたのでしょうか。
「腕が震える」(高校生)
「更に傾いてる」(高校生)
「更に傾いてるって?冗談でしょ」(高校生)
「私の靴取って」(高校生)
「靴を全部ここに捨てたよ」(高校生)
「いままさに起きてる状況だよ」(高校生)
「誰か救命胴衣を出して」(高校生)
「何で救命胴衣出すの?」(高校生)
「しにたくないよ」(高校生)
好転しない状況に、生徒たちの焦りは増していきます。今、何が起こっているのでしょうか。事態はさらに悪化していきます。
「一体どうなっているの?」(高校生)
「本当に沈没しているんですか?救命胴衣が配られてるよ」(高校生)
「あなたも救命胴衣着て」(高校生)
「みんな救命胴衣着て。もうない?救命胴衣」(高校生)
「船長は何してるの?(船が)何かに引っかかったみたい」(高校生)
「タイタニック号になったみたい」(高校生)
「電話通じないって?うん。通じない。だめだ」(高校生)
「しぬ前に最後にひと言残したかったのに」(高校生)
徐々に沈みゆく船内で、生徒たちは救助を求めながらも家族を思いました。
「沈没?今、沈没しているよ」(高校生)
「沈没しないよ。しちゃだめだよ」(高校生)
「あぁ携帯。まだつながらない。今こんな最中に何しているの?」(高校生)
「お母さん愛してる。お父さん愛してる。2人とも愛してる」(高校生)
この映像を撮影した生徒は、その後、遺体で見つかっています。