水没しちゃうK21歩兵戦闘車
1999年から韓国の国防科学研究所(ADD)でK21の検討と基本設計に着手し、2005年から正式開発を開始し2007年に開発を完了。開発費用は合計910億ウォン(約91億円)。2009年より部隊に配置された。特長は最高速度時速70kmで走行でき「エアバッグ浮揚装置」を使って水上でも6㎞/h以上の速度が出すことが可能。最大歩兵を9名まで乗車させられる。しかし別名「不具合番長」と揶揄されるほどの不具合がある。
2010年7月全羅南道長城で行われた渡河訓練でK-21は川底に沈んだまま再び水上に浮かび上がらずベテランの下士官が溺死した。同様の水没事故は以降も多発。車体に張り巡らさせた各種センサーが射撃を行うごとに全て破損し修理・交換が必要。
そのため各種改良を行ったが、到底実戦向きでない素材を多用してしまったため防御力が飛躍的に低下。さらに運用マニュアルを改訂し渡河可能なケースを以下の点に変更。①冬季は無理
②水深2m以内で凸凹が無い場所限定
③とにかく注文の多い水入条件
④とにかくゆっくり進め速度10km以下
⑤満載状態で兵士を載せたらダメ、沈むぞ
以上の変更を加えた結果、渡河可能なポイントが大幅に減少。
仮に渡河するにしても弾薬も燃料も満載の状態だと乗車している歩兵は車両の外に出て泳いで渡河する羽目になるという残念な仕様。
サウジアラビアで展示会を終了し韓国に帰国するK-21と関連部品が、香港への関連書類を提出していないという理由で税関から拘束をされ、51日後に返還された。これに対し関係書類を再提出したにもかかわらず、返還が遅れた点を挙げ、軍事機密が流出した可能性があると書類が不備だった点を棚に上げ中国当局を非難する。