なぜ?・・高麗仏画の最高傑作を日本で展示中、韓国ネットは「胸が痛む」「日本にあってよかった」
東京の三井記念美術館で開かれている特別展「東山御物の美―足利将軍家の至宝―」で展示されている高麗仏画「水月観音図」が、韓国で注目を集めている。
この水月観音図は、14世紀に高麗の王室が制作したもので、室町時代に足利将軍家が所有していたとされる。その後、寺院への寄贈などを経て、個人所 蔵家のものとなった。高麗仏画は世界に約160点しか残っていないが、その中でもこの水月観音図は絵画としての完成度、保存状態がともに最高レベルだとい う。
韓国・東国大学のチョン・ウテク教授ら高麗仏画の専門家が同展を訪れ、20日に韓国でその重要性を発表したところ、韓国の各メディアは、「高麗仏画の最高傑作 日本で発見」「存在さえ知られていなかった高麗仏画が700年ぶりにその姿を現した」などと一斉に報じた。
が、多くの報道はその文化財としての価値の説明に力点を置き、日本にある経緯などを省略しており、中には見出しに「なぜ日本に?」と付けた記事も。
このため、韓国ネットユーザーからは略奪品と決めつけるようなコメントも寄せられた。主な意見を紹介しよう。
「なんで日本にあるんだ!!取り戻せ」
「略奪したものでしょ!日本に夥しい韓国の遺物があるはず。とくに朝鮮時代のものが!」
「日帝期に持ち帰ったに違いない~!返せ」
「数々の文化財が略奪され海外にあるのを見ると、胸が痛みます」
「高麗仏画が日本で見つかるとは。保存状態が良いのが幸いだ」
「高麗が日本に伝えたものなら、我々には返してもらう権利があるのでは?」
「当時も収集品を集める徳があったんだな…」
「日帝期に略奪されたものじゃなくて幸い。仏教全盛期の高麗仏画は、当時最高のコレクター垂涎の的だったかと 」
「我々が管理すれば7年で壊すか焼失させたことだろう」
「文化財をゴミのように扱う韓国ではなく、むこうにあって良かったかと」
「国内なら管理不徹底で燃やしてしまい、日本なら地震で遠からず沈む…どうしたものか」
(編集 兼田)