「好きな県・嫌いな県」ランキング!
1124名に都道府県イメージ調査
週刊ダイヤモンド編集部 2016年5月6日「豊かな自然、文化や歴史、食など、地方にはそれぞれの『オンリーワン』があり、それを付加価値へと変えることで、過疎化というマイナスの流れを、プラスへと大きく転換することができる」
2016年の施政方針演説において、安倍晋三首相はそう地方創生への意気込みを語った。
人間と同じく、地方にも個性がある。それこそが「オンリーワン」の源泉であり、それを育むことが地方創生の切り札になる。
そこで、「週刊ダイヤモンド」読者を対象に都道府県のイメージ調査を行った。各県がどんな個性を持っていて、その個性は他県からどう認識されているのかを見るものである。
平均年齢53.6歳、平均年収848.1万円、総計1124人の本誌読者の回答から、都道府県のイメージを明らかにした。とりわけ14項目については、トップ5を各表にランキング形式で示した。

例えば、「肉の県といえば」との質問に対して、1位には三重が選ばれた。言うまでもなく、松阪牛のブランドによるもので、2位の兵庫には但馬牛や神戸ビーフがあり、3位の宮崎には宮崎牛がある。各地の特産品が地域イメージを支えていることが分かるだろう。
他にも「祭りが盛んな県といえば」の問いには、トップからねぶた祭りの青森、祇園祭の京都、博多どんたくの福岡と並ぶ。「美人が多そうな県」では、秋田がダントツで、東京、福岡と続いた。
「県民が幸せそう」なのは、沖縄だ。独自の文化と風習、スローライフや長寿といった印象や観光地としての魅力があるのだろう。
さらに、こうした各地方のイメージの「総合力」に当たるのが好感度だと捉え、「好きな県」「嫌いな県」について調査し、「番付」としてまとめた(下図参照)。

好感度で総合力算定
トップは北海道でワーストは大阪に
「雪景色はどこにも負けない」(山形出身の20代官公庁職員男性)、「食べ物がおいしい!」(京都出身の40代主婦)。
「好きな県」として、読者の圧倒的な支持を集め「横綱」に躍り出たのは、北海道だった。読者の声通り、雄大な自然と、おいしい食べ物が背景にある。
ちなみに今回、「行って良かった観光地」も併せて尋ねているが、実はそのトップ10内には札幌、函館、小樽、知床など、北海道の観光地が集中していた。
つまり、観光地としての魅力を読者が認め、高い好感度につながったともいえるのだ。
他にも「小結」の神奈川には、「自然と調和した未来都市」(高知出身の30代サービス業男性)といった声が上がったように、上位は、豊かな自然や独自の文化、都市の利便性などが評価を押し上げる要因となった。
反対に「嫌いな県」として票を集めたのは、大阪だった。
「言葉遣いが怖い」(静岡出身の40代サービス業女性)や、「やかましい感じ」(神奈川出身の50代製造業男性)など散々な評価である。大阪人の気質や都会の喧騒に、苦手意識があるようだ。
青森や岩手が「嫌い」と評された大きな理由には、寒冷地としてのイメージから敬遠されることが挙がった。「存在感がない県」としてトップだった島根が、ここでも印象の薄さから番付入りした。
「好き」と「嫌い」に、同じ県が番付されているケースもある。そこで、「好き」の得票数の割合から、「嫌い」の得票数の割合を引いた指数を取った。すると、「好きな県」は上から北海道、神奈川、沖縄となり、神奈川が浮上した。一方、「嫌いな県」のトップは大阪のままで、青森、島根と続く結果になった。
これらは果たしてあなたのイメージと合っているだろうか。地域にとっては、このような“よそ者”のイメージをうまく利用して地域のブランドを築いていくことが欠かせないだろう。

大阪がえらい嫌われとるが、せこいちゅうんは当たらんで。値打ちのあるもんには銭だすぞ。
ま、これといって特色が無いとこよりもキャラ立っとるから満足や。