子供を守る使命のある児童相談所職員が不正を通報するために相談記録を閲覧
して処分された
障害児施設の児童への虐待奉公もさることながら市民を無視した役所の隠蔽体
質の闇の深刻さが明るみになった。
日本の闇も深い
京都市の児童相談所で、児童養護施設に入所中の少女の個人情報を不正に閲覧したなどとして停職処分を受けた男性職員(45)が28日、市に処分の取り消しを求め京都地裁に提訴した。
職員は訴状で「閲覧したのは、児相が児童虐待を放置していた問題を公益通報するためだった。処分は、市の公益通報制度で禁じられた『通報者への不利益な扱い』にあたる」と主張している。
訴状によると、職員は、同施設に入所していた当時17歳の少女
が2014年8月、元施設長(55)(公判中)からわいせつ行為を受けたとされる事件に関連し、当時勤務していた児童相談所で、少女の相談記録を閲覧。その内容
などから「児童相談所が対応の遅れを隠蔽しようとしている」と考え、昨年3月と10月、市の公益通報窓口に通報した。その後の同年12月、「担当外の個人情報を
閲覧した」などとして、市から停職3日の懲戒処分を受けた。
提訴後に記者会見した職員は「公益通報制度を信じていたのに裏切られた思いだ。ほかの職員も萎縮しており、処分が取り消されなければ誰も声を上げなくなる」と話した。
市は「本件懲戒処分は適切だったと考えている」とのコメントを出した。