海外「凄い国があったもんだ」 日本人の誠実さを伝える海外紙の記事に共感の声続々
今回は、「日本で携帯電話をなくした? おそらく戻ってくるでしょう」と題されたアルジャジーラ英語版の記事からです。
早速ですが以下が要点になります(青字部分だけで十分かと思います)。
・「今年2月、Maithilee Jadejaは携帯電話を紛失した事を警察に届け出た。
それは阿蘇山の頂上近くにある(岩場などの?)狭い隙間で見つかった。
写真を撮っている時にうっかり落としてしまったのだ。
20歳の学生であるJadejaは、住まいのある京都に戻ってから2ヶ月後、
500キロ離れた熊本県警察から手紙を受け取ったのだが、
そこにはハイカーが彼女の携帯電話を見つけたと言う旨が書かれていた。
「スクリーンは壊れていますが、問題ないですか?」とも。
数回電話でやり取りをした後、携帯は緩衝材に包まれて送られてきた。
Jadejaは「私のために、誰かがこれだけの努力をしてくれた。
そのことに心がとても暖かくなりました」と回想している。
・日本では、携帯、財布、カメラ、そして鍵を落とした話が、
ハッピーエンドに終わることが頻繁にあるのだ。
発見者の誠実さも重要だが、落し物が持ち主に届くようにするためには、
報告や保管などの点で、国家的な努力も必要になってくる。
・作家で、ミシガン大学ロースクールの学部長であるMark D West氏は、
日本を「落し物をした人たちの天国」と表現している。
2016年、警視庁遺失物センターには33億7000万円の現金が届けられ、
そのうちの実に4分の3が持ち主の手に戻っている。
・West氏は、日本の拾得物の管理が成功している理由として、
「日本は法律がよく整備されており、拾得者は報労金を貰える可能性がある。
日本人はその点と、落とし物は交番などに届ければいい事を知っている」
と言う点を挙げている。
・日本人の両親や教師は、早いうちから子供達に交番の役割を教える。
日本の多くの子供は、落し物を見つければ交番に行くし、
少なくとも交番がどこにあるかを知っている。
・関西大学で教鞭を執る元警察官のニシオカ氏はこう述べる。
「それがたった1円か5円であっても、警官は真剣に対応し、
落し物を届けた子供に、『ちゃんと届けて偉いぞ』と伝えます。
子供達の自尊心や達成感を養うためにそうするのです」
日本の警察官の仕事は、ただ犯罪者を厳しく取り締まることだけではない。
地域に道徳にかなった行為を増やす努力もしているのだ。
・West氏によると、日本のようなシステムを取り入れるとなると、
莫大な行政コストになるし、警察の業務を増やしてしまうことになる。
世界最低レベルの殺人率の低さや犯罪率の低下を実現しているからこそ、
日本は拾得物の管理にも心を配ることができるのだ。
以上です。
日本では物を落としても多くの場合戻ってくる。
実際に体験した外国人も多いようで、記事には共感の声が相次いでいました。
海外「日本人はキリスト教徒的だ」 日本人の誠実さは世界でも特別なのか?
