韓国の潜在成長率が低下する中、韓国政府はどのようなオプションがあるのでしょうか。
1)海外投資家から出資を募る
無理です。
1998年のソウルオリンピック前後に、金大中大統領(当時)がIMF勧告に従って外資の韓国株入手制限を撤廃しました。
既に韓国の銀行のほとんどは外資で、コーニング、ネスレなどの欧米企業も続々と進出しました。
したがって、現状が既に最高値であって、これ以上外資を募るには、破格の条件を付けないと無理です。
2)国債の追加発行
これも無理。
今でさえ借り換えてるのに、増やしたら返せなくなります。
3)輸出を増やす
無理です。
現代自動車や起亜自動車、三星電子を見れば、人件費が高騰しているので輸出競争力がありません。
これ以上韓国ブランド製品を増産するには在外工場の稼働を増やすしかないでしょうが、そうなると労使関係や為替関係の問題が生じることもあるので、苦労するでしょう。
4)外国へ出稼ぎ
1960年代に朴正煕大統領の政策として、ドイツへ看護婦や炭鉱夫として出稼ぎに出た韓国人がいました。
今は、どの国も組織的な韓国人受け入れはしていませんし、個人的な海外移住をしても、本国に外貨を送金する韓国人が少ないので、韓国自体には全く影響を与えていません。
売春婦が持ち込むドルとユーロが唯一の外貨収入です。売春産業は、韓国GDPの5%以上と聞きましたので、これは有意な数字だと思います。