記事入力 : 2018/02/13 08:41
平昌五輪:公式マスコット「スホラン」の着ぐるみ、前が見えていなかった
「スホランは本当にかわいいですね」
先週の選手村入村式で3頭身の平昌冬季五輪公式マスコット「スホラン」が愛嬌(あいきょう)を振りまくと、北朝鮮の女子選手たちは笑顔になった。そして、スホランをなでたり、取り囲んで手をつなぎ踊ったりした。
しかし、スホランには北朝鮮の選手たちがよく見えなかったという。
着ぐるみの目の穴の位置に問題があるからだ。目と目の間が離れ過ぎていて、着ぐるみの中に入っている人が外を見るのは難しい。
このため、昨年11月に平昌五輪プラザで行われた平昌ドリームコンサートで、崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事がスホランの着ぐるみを着てサプライズで登場した際は、つまずいて転んでしまった。
スホランの前に行って写真を一緒に撮ろうとすると、ぶつかることも多い。
平昌五輪公式マスコットで白虎をかたどったスホランの大きさは、平昌パラリンピック公式マスコットでツキノワグマがモデルのバンダビより小さかった。「虎が大きすぎると威圧的になるかもしれない」という内部の意見があったからだという。目の穴の位置もこれに合わせて決められた。ところが、スホランの身長をバンダビと同じにしたところ、目の穴の位置も離れてしまった。
スホランの着ぐるみに問題があっても勝手に直すことはできない。平昌五輪組織委員会関係者は「着ぐるみを含め、五輪公式マスコットに関するあらゆる物品は、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を受けた後はデザインが変更できない」と説明した。スホランの着ぐるみはスケートをするなどの場合は、一時的に鼻の穴からも外が見えるるよう、若干手を加えることもある。もちろんIOCの規定に違反しない範囲内で変えるのだ。
スホランの着ぐるみはさまざまなイベントに登場するが、転倒を懸念して入退場時に「アシスタント」が付くケースが多い。9日の平昌五輪開会式でスホランの隣を一緒に歩いた赤い服の人物もアシスタントだったとのことだ。
