平昌五輪、過酷な天候で混乱 選手の安全に懸念も
2018年2月13日 13時19分(CNN) 冬季五輪が開かれている韓国・平昌(ピョンチャン)で、ここ数日の極端な寒波と強風のため、延期になる競技が相次いでいる。選手たちの安全を懸念する声も浮上し始めた。
現地の気温は氷点下11度前後。しかし強風の影響で体感温度は氷点下26度にまで低下する。
12日には、アルペンスキーの女子大回転など複数の競技が延期になった。現地で取材するCNN記者によると、少なくともあと4日はこうした天候が続く見通しで、主催者にとって天候は大きな問題になりつつあるという。
女子大回転は15日に延期された。11日に予定されていた男子滑降も15日に延期されている。
12日に決行されたスノーボード女子スロープスタイル決勝は、スタートを遅らせた後も突風に見舞われ、横なぐりの風でコースから吹き飛ばされる選手が相次いだ。
地元組織委員会の広報は12日、選手の安全を最優先して一部競技のスケジュールを変更していると説明した。
国際スキー連盟も、強風のため危険な状況になっているという苦情が選手や監督から寄せられたことを受けて同日声明を発表。選手の安全が保証できなければ競技は行わないと強調した。
オーストラリアのスノーボーダー、テス・コーディー選手は11日の練習中、強風のために重傷を負って出場断念を余儀なくされ、インスタグラムへの投稿で、選手たちが置かれた状況を嘆いている。
混乱のスノボ女子SS 「平昌の突風」でほぼ全員転倒、批判の声も
平昌冬季五輪は12日、スノーボード女子スロープスタイル決勝が行われ、激しい風が吹き荒れる危険なコンディションで多くの選手が転倒する中、米国のジェイミー・アンダーソンが混乱を乗り切り、2大会連続の金メダルを獲得した。
予選が中止になった前日に続き、この日も強風でスタートが1時間以上遅れた。しかし、フェニックススノー競技場で行われた決勝では、激しい風の影響でアンダーソンを含むほぼすべての選手が転倒。大けがをした選手はいなかったようにみえたが、相次ぐ転倒は競技続行にも疑問符が付くものだった。
オーストラリア代表団の中では最年少となる17歳のテス・コーディは、前日の練習中に左膝を骨折して棄権。この日の決勝を15位で終えたオーストリアのアンナ・ガッサーは「すでに多くの選手が風のせいでけがをしていた」「昨日だって朝の練習は危険だった」という。
さらに、この日の決勝は「くじ引き」のようだったというガッサーは、「フェアな競技だったとは思わない。強行した主催者には少し失望している」「私の考えでは、女子スノーボードにとって良いショーではなかったと思う」と続けた。
▽写真 平昌冬季五輪、スノーボード女子スロープスタイル決勝。転倒するカルラ・ソマイニ![]()
[時事 2018.2.12]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00000026-jij_afp-spo
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金メダルが確定した瞬間の観客席




