韓国労働争議:クムホタイヤ労組は最後の最後で中国資本受け入れに同意、韓国GMは物別れで事業清算か? 政府は関与せずに見守るだけの模様
クムホタイヤ事態劇的逆転... 法定管理→海外売却急旋回(聯合ニュース・朝鮮語)
出口探せない韓国GM労使交渉、GMの追加措置はあるのか(ノーカットニュース・朝鮮語)
STX造船労働者「我々はセウォル号のような状態だ」四日目占拠座り込み(オーマイニュース・朝鮮語)
クムホタイヤ労組は昨晩の「組合員による投票受け入れ」からさらに急展開して、中国資本であるダブルスターへの売却受け入れ同意となりました。
債権団からの事業清算も辞さないというのが本気だということが伝わったようです。
労組側からの騒動がもう一捻りあるかと思ったのですが。
それでも投票そのものはする模様。反対派のメンツを保つため、でしょうかね。
その一方で韓国GM労組は強硬路線を貫く模様。
「GM資本から『コスト削減に協力しないと倒産申請する』と脅迫された!」とのこと。
……脅迫じゃなくてただの報告のような気がしますけどね。
相変わらず「10年間の雇用保障」「群山工場閉鎖の撤回」「知的財産権の譲渡」あたりの条件を譲ろうとはしていないとのこと。
さらに福利厚生費を削減しないとやっていけないということで企業側は削減要求をしていたのですが、子女の大学進学援助、昼食有料化といった項目については撤回して譲っています。労組側は「それだけではまだ足りない」と要求を全部通さなければ意味がないとの立場。
30日までに合意がなければ工場再生のための新車投入も行われず、不渡りも出して最悪の場合は事業清算になるとのことでした。さて。
事業清算となると希望退職をした社員への慰労金すら満額支払われない可能性がありますね。
600人いる生産職から500人をリストラするというSTX造船海洋も労組側は反発中。こちらは4月9日までに再生計画を提出できなければ法定管理となるとのこと。
労組は地元の共に民主党の事務所を占拠して圧力を加えているということですが(笑)。伝統的な韓国の労組としての行動ですね。
ただし、ムン・ジェイン政権は完全に労組側を黙殺しています。
政府と労組、企業がごった煮になって混沌とするかと思っていたのですが、ちょっと読みが外れました。