今日もソウルはPM2.5で曇り続ける……世界三大空気汚染都市の異名は伊達じゃないってことか
韓国はPM2.5に覆われているのに日本は「清浄」…なぜ?(中央日報)【社説】中国の半分もできていない韓国のPM 2.5対策 (朝鮮日報)
韓国と中国が過去最悪の微小粒子状物質(PM2.5)に覆われているが、隣国の日本は比較的にきれいな大気状態を維持しており、その理由に関心が集まっている。
15日、日本国立環境研究所が発表した前日のPM2.5の濃度は1立方メートル当たり20マイクログラム水準だった。この日、ソウルの一日平均PM2.5の濃度が2015年観測以来最悪である1立方メートル当たり118マイクログラムを記録したこととは対照的だ。
このように日本の大気の質が良いのは国内外的な要因が複合的に作用した結果だ。
まず、日本は韓国よりPM2.5の主な原因に選ばれる中国から相対的に遠く離れており、中国の大気汚染物質から受ける影響が少ないことが分かった。
日本が大気の質の管理に力を注いできたのも一役買ったという分析もある。日本は1950年代から産業化を経て早目に大気汚染問題を体験した。67年公害対策基本法を制定し、大気の質の管理に努力してきた。2000年代からは政府が積極的にPM2.5規制政策に乗り出した。
(引用ここまで)
13日の粒子状物質は中国の要因が強かったという。中国・北京は韓国に先立つ11日からPM 2.5濃度が1立方メートル当たり100マイクログラム以上に達していた。しかし、中国のせいにしている場合ではない。中国は13年から大気汚染防止5年計画を実施しており、驚くべき成果を上げている。北京だけを見ても、PM 2.5濃度が13年の大気1立方メートル当たり89マイクログラムから、17年には58マイクログラムまで下がった。中国で気候変動問題などに対処する生態環境省の報道官には「中国は大幅に改善されたが、ソウルはここ数年、かえって悪化しているので、ソウルの粒子状物質は中国のものではない」と言われてしまったほどだ。 (中略)
粒子状物質汚染は発展途上国で深刻で、先進国は比較的汚染が少ない。ところが、韓国は世界224カ国のうち悪い方から12番目に該当する。 (中略)
政府に本当にその意志があるなら、古いディーゼル車より11倍も多く粒子状物質を出しているダンプカー・ミキサー車・ショベルカーなど老朽化した建設機械からまず手を付けるべきだろう。10年以上たった古い建設機械17万台のうち、低減装置が付いているのは1.7%に過ぎない。中国の半分程度でも対策を実施していれば、韓国の粒子状物質問題は既に解決していたことだろう。
(引用ここまで)
昨日の11時時点でのPM2.5の濃度はソウルと北京でそれぞれこんな感じでした。 上の画像がソウルの数値です。


まあ、北京はその前日が1立方メートルあたり250マイクログラム超えだったぽいのでそれが韓国にも飛んできたというのが実際なのかも知れません。
ちなみにこのソウルの数字も高所で空気の採取をしているために、だいぶ下駄を履かせた数字だとのこと。
PM2.5に関してはおおよそ80マイクログラムを超えると健康に問題が出てくるとされています。
東京だと30~60マイクログラムが一般的な数字。
韓国人は大気汚染について「中国のせいだ!」ってしているのですが、NASAと韓国政府の合同調査によると中国由来のものは34%ほどとされています。
この調査のニュースが出た時も「大嘘だ」とか騒いでいたのですが、韓国の西側にある忠清南道には石炭火力発電所が集中していて、そこからの煤煙が主犯ではないかとされています。
あと鯖ね。
グリーンピースによる調査でも中国由来のものは30%ほどであるという数字が出ていましたっけ。
ムン・ジェインは躍起になって石炭火力と原子力を廃絶して、太陽光発電とLNG火力に置き換えるって主張していますが、韓国の電気料金が異常に安いのは石炭火力がメイン(40%弱)だからなのですよ。
あとは産業用に関しては原価、もしくは原価割れで値段で電力を供給しているという原価厨大喜びな状況もあって、じゃぶじゃぶ電気を使っているなんてことも世界三大空気汚染都市のひとつとなっている原因のひとつ。
微粒子状物質全体から見て6~7割分の発生源である韓国国内のPM2.5対策をしようとすれば電気料金高騰は免れず、かといって微粒子状物質と原発、石炭火力の削減は大統領選の公約でもあるので避けることはできない。
石油高騰時の料金をキープしたままだったために超優良企業となっていた韓国電力も、石炭火力と原発を減らそうとしてすでに赤字転落。
ここでも「進むも地獄、退くも地獄」となってしまっている。
でもまあ、ムン・ジェイン政権ですから?
なんかの魔法でも使って石炭火力、原発を減らして、PM2.5も減らして、電気料金も高騰させずに、韓国の空気をきれいにさせるなーんてことができるかもしれませんね。
がんばれ、ムン・ジェイン