非日常の静寂味わう 冬キャンプ 道内で人気急上昇
03/01 05:00
たき火を囲み妻と談笑する本吉実さん=札幌市定山渓自然の村(伊丹亘撮影)
道内で冬のキャンプを楽しむ人が増えている。札幌や近郊では週末、テントサイトが満床となる人気キャンプ場もあり、道南では通年営業のキャンプ場が新たにオープンした。夏に比べ混雑せず、空気が澄み静かで虫がいないことなどが冬の魅力という。ただ、たき火やストーブで暖をとる際には火事や一酸化炭素中毒に注意が必要。専門家は「適切な安全対策を」と呼びかける。
「静寂の白銀の世界で、ゆったりとぜいたくな時間が流れていく。究極の非日常。癒やされますね」―。
札幌市内の気温が氷点下10度を下回った8日夕、南区のキャンプ場「札幌市定山渓自然の村」で中央区の会社員本吉(もとよし)実さん(59)はたき火を眺めながら、ワインを味わった。冬キャンプを始めて5季目。冬季は月2回ほど妻とキャンプ場で週末を過ごす。三角形のテント内には中央にまきストーブを配置してあり、上着を着ていると汗ばむほど暖かい。
同キャンプ場の土井知明さん(41)は、冬の利用客について「数年前までは一部の愛好者だけだったが、ここ2年で爆発的に増えた」と説明する。週末は26区画が満床になることもあるという。
苫小牧市のオートキャンプ場「オートリゾート苫小牧アルテン」の冬季(11~3月)のテントサイト利用者は、2011年度の1138人から、18年度は4782人に増えた。本年度は6千人を超える勢いという。胆振管内安平町の「ファミリーパーク追分」も3年前の冬は月50組程度だった利用が、今年1月は700組を超えた。
渡島管内七飯町の大沼国定公園そばには今年1月、道南初の通年営業キャンプ場「ビヤンドビレッジ」が開業。暖房やベッドなどを完備した豪華キャンプ「グランピング」用のテントもあり、同キャンプ場の山口颯一朗さん(28)は「寒さの中でたき火や鍋料理を楽しんで」と話す。
冬のキャンプは、道外では夏の混雑を嫌う上級者らの間で10年ほど前から広まり始めた。寒冷で積雪の多い北海道にも浸透したのは、装備や施設の進化に加え、会員制交流サイト(SNS)などでノウハウが共有されるようになったためという。
アウトドア用品の秀岳荘白石店(札幌市白石区)では、冬キャンプ用のまきストーブや、煙突を外に出す穴が付いた難燃性素材のテントが、売れ筋商品になっている。
ただ、テント内で火を扱うには注意が必要だ。キャンプ情報のブログ「キャンプ王に俺はなるっ」を運営している大沢孝弘さん(44)=札幌市中央区=は、消火器や一酸化炭素警報機を備えるように促し、「極寒の中、軽い気持ちでキャンプに行けば命に関わる。SNSには間違った情報も多く、経験者に直接聞くなどして、万全の準備をして楽しんでほしい」と呼びかけている。(柳沢郷介、西本紗保美)
■冬季営業している道内の主なキャンプ場(2月28日現在)
・札幌市定山渓自然の村(札幌市南区定山渓、電話011・598・3100)
・ファミリーパーク追分(胆振管内安平町追分旭648、電話0145・25・3480)
・オートリゾート苫小牧アルテン(苫小牧市樽前421―4、電話0144・67・2222)
・ニセコサヒナキャンプ場(後志管内蘭越町湯里224―19、電話0136・58・3465)
・真狩焚き火キャンプ場(後志管内真狩村社86―1、電話0136・55・6400)
・エルム高原リゾート家族旅行村(赤平市幌岡町377―1、電話0125・32・6160)
・スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド(帯広市拓成町2―2―7、電話0155・60・2000)
・遊び小屋コニファー(十勝管内清水町旭山2―56、電話090・1642・6418)
・とうまスポーツランドキャンプ場(上川管内当麻町市街6区、電話0166・56・9020)
・アサヒの丘キャンプ場(上川管内東川町東9北3、電話080・8297・9393)
・ビヤンドビレッジ(渡島管内七飯町大沼町158、電話050・6867・5442)
キャンプ場内に点在するテントの明かり=ファミリパーク追分(小型無人機使用、小室泰規撮影)
秀岳荘白石店の入り口近くに設けられているまきストーブ売り場
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398008
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わざわざ冬の寒いときに野宿したがる連中が理解出来ないんだが。
しばれフェスティバルじゃないんだから。
(;´・д・)