中国籍の船舶が、東中国海で韓国船舶から精油製品を積み替えた後、北韓に輸送した事実が国連安全保障理事会の報告書で明らかになりました。
キム・ウォンベ記者がお伝えします。
(記者)
中国籍のユンホン8号は、昨年7月と8月に東中国海で、韓国船舶から4回精油製品を積み替えた後、北韓の南浦港に輸送したという国連安全保障理事会傘下の対北制裁委員会の報告書が公開されました。
このうち3回の積み替えはユンホン8号が北韓の南浦港に寄港すると通知した数日前に行われました。
対北制裁委員会は、このように外国籍の船舶同士が公海上で船舶の船積み替えをした後、北韓の南浦港に直接輸送する方式は、比較的新しい手法として、深刻に憂慮される事案だと指摘しました。
ユンホン8号は、油の供給を受け、国連が禁止している国やメーカー、船舶、目的地とは、直接・間接的に取引しないという内容の誓約書にも署名していましたが、無用の長物になりました。
ユンホン8号と海上積み替えをした韓国船舶は、ユンホン8号の最終地が北韓であること容易に知ることができない状況で、知らない間に北韓精油製品の供給に関与しました。
北韓船舶に直接積み替えておらず、安保理決議違反ではないため、韓国船舶の名称は公開されていません。
対北制裁委員会は、第3国の船舶間の海上積み替えは、さらに注意が必要だと勧告しました。
このように北韓は、従来の海上積み替えだけでなく、直接輸送を通じても制裁を回避していることが分かりました。
精油製品を出荷した外国船舶は、繰り返し南浦港輸入ターミナルに入っていました。
昨年1月から10月までの外国タンカーが北韓に直接輸送した回数は合計64回に達し、それによって、北韓は、少なくとも56万バレル、最大153万バレルの石油製品を輸入し、国連の制裁を事実上無力化させました。
北韓はまた、昨年1月から8月まで、少なくとも370万トン、金額にて約4500億ウォン規模の石炭を輸出したと評価されました。
石炭と共に、対北制裁品目である砂も、少なくとも数百万トン、2200万ドル分が輸出されたことが分かりました。
レッドチーム=中国、北、韓国