家で布マスクを作るなら、異なった生地を組み合わせる良い。アメリカの科学者が勧める生地と組み合わせ【ライフハック】
2020年04月27日 ι コメント(0) ι 知る ι 料理・健康・暮らし ι #
手作りマスクに最適な生地の組み合わせ/iStock
なかなかマスクが手に入らないこのご時世、自分で手作りしてみようという人もいるだろう。マスクの作り方なら既にあちこちで紹介されている。
でも、どうせ作るのならきちんと感染予防効果のあるものを作りたいだろう。そんなあなたのために、科学者がお勧めする最高のマスク生地がある。それは、「綿」と「天然シルク」や「シフォン」の組み合わせだそうだ。
コロナウイルスは飛沫感染をする。つまり感染者が咳やクシャミをしたときに飛ばす鼻水やら唾液やらで感染するが、シカゴ大学(アメリカ)の研究者によれば、異なる生地を組み合わせることで最良のフィルター効果を得られるのだそうだ。
フィルター効果の高い生地は?
『American Chemical Society』(4月24日付)に掲載された研究では、安静にしている人間の呼吸の強さを再現したファンで、さまざまな生地に向かって粒子を吹き付けるという実験が行われた。もちろん生地は一般に流通しているものだ。生地に吹き付ける前後の粒子の大きさを計測して、そのフィルター効果を調べみると、特に効果が高かったのは高密度(1インチ/2.54センチあたり糸600本)の綿(100%)、天然シルク(100%)、シフォン(ポリエステル90%・スパンデックス10%)であることが分かった。
ほかにもコットンキルト(綿90%・ポリエステル5%・その他5%)も有効だった。
Aerosol Filtration Efficiency of Common Fabrics Used in Respiratory Cloth Masks | ACS Nano
https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acsnano.0c03252

最高の組み合わせはシフォン・高密度綿・シフォンの3層構造
また、生地は1枚だけで使用するよりも、違う種類を組み合わせて使った方がより効果的であるとのことだ。お勧めは、綿にシフォン・天然シルク・フランネル(綿65%・ポリエステル35%)のいずれかの組み合わせ。静電気と物理的なフィルター効果で、うまく飛沫を防いでくれるそうだ。
実験によると、最高の組み合わせは、高密度の綿を中央に配置し、表と裏にシフォンを合わせた3層構造にしたもので、粒子の80~99%が除去された結果が得られたという。その効果は、アメリカ労働安全衛生研究所の規格に準拠したN95マスクにも匹敵するそうだ。
なお、せっかくのフィルター効果も正しく着用しなければ意味がないので注意が必要だ。わずか1%の隙間があっただけで、マスクの効果は半減してしまうので要注意とのことだ。
布マスクの作り方は検索すればいろいろでてくるが、少し応用して最適な生地を3層組み合わせると良いだろう。
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アベノマスクを内側にして、外を使い捨てマスクにするだけでも効果がありそうだ。これは医療関係者に教えてあげるべき情報である。