日系大手に続々内定、韓国「就職カフェ」の実態
9/18(金) 5:46配信

就職競争が激化する韓国。そんななかで日本の大手企業への就職希望も増えてきているようです。写真は韓国の大学の就職掲示板(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
経済的な不況や学歴による過当競争のなか、韓国国内では格差が拡大。“恋愛”や“結婚”、“マイホーム”などを放棄せざるをえない韓国の若者は「七放世代」とも呼ばれている。その放棄される7つに含まれるのが“就職”だ。国内で就職口が限られる中、若者の多くが海外での就職を模索しており、そのうち、特に人気なのがこの日本で、就職を決めた若者の数も年々増えているという。安宿禄氏『韓国の若者』から、ソウルで日本への就職支援事業を行う日本人女性への取材箇所を一部抜粋・再構成して紹介する。
日本就職セミナーやスクールの多くは韓国人によって運営されていて、日本人によるサービスはまだ少ない。そんな中、ソウルで韓国人学生を相手に「日本就職カフェ」を主宰する日本人女性がいる。
春日井萌さんは韓国の延世大学校を2016年に卒業後、2017年にソウルで日本就職斡旋事業を立ち上げた。そして2019年から日本に本社を置く日本就職斡旋会社のKORECにジョインし、同年5月に日本就職カフェをスタートさせた。
■日本への就職は右肩上がり
2019年12月までの7カ月間に、受講した学生は約100人。楽天、ソフトバンク、三井不動産、アサヒビールなどの大手企業に内定しており、就職率は「途中で諦めない限り100%」。たとえば昨年、アマゾンジャパンに内定した韓国人10人のうち、7人がKORECカフェの受講生であり、韓国国内の状況を考えれば圧倒的な就職率である。
「日本への就職を目指す韓国の若者は、感覚値では毎年右肩上がりに増えています。動機で最も多いのは、やはり韓国での就職難。理系だと、産業技術が日本のほうが進んでいるからという人もいます」
■採用されるために何をアドバイスしているのか
日本就職カフェが提供するプログラムの内容は、自己分析、履歴書の書き方、企業分析、面接対策の4つ。韓国人学生が特に苦手とする自己分析において春日井さんが指導しているのは、「カフェの仲間と親しくすること」だという。
「学生からは『どうして協力しなければいけないんですか?』『資格は何を準備すればいいんですか?』という声も上がります。韓国の学生は良い大学を出て、良い会社に入ることだけが正解であると教えられ、常に他人との競争と比較の中で生きてきたため、自分自身を点数でしか評価できない人も多い。そこでまず、人と話して自分のことを知る他己分析から入ってもらっています」
「韓国人マインドで臨むと、スキルや結果をアピールしてしまい、不合格に繋がりがち。私は文化背景を問わず、状況把握が正しくできるかどうかにこそ、コミュニケーション能力の差が表れると考えていますが、面接でもその点が測られています。日本企業の見ているポイントは韓国企業とは違うので、別のものと考えてほしいと伝えています」
■こじれた日韓関係と就職は無関係 春日井さんはカフェを通じて、韓国の若者たちが韓国社会のストレスや呪縛から解放されていく過程を目の当たりにすると話す。
「日本への就活に取り組む中で、学生たちの意識が確実に変わっていきます。韓国人はいったん仲間と認識した場合は深く付き合いますが、そうでない場合は情が薄い。どちらかというと就活生同士はライバルですが、マインドセットを変えていくことで、協力し合うことを覚えていきます。これは日本で働く上でも重要な要素です。そして実際に日本で就職した後は、他人と自分を比べなくなる。そういう意味では、草の根で社会貢献ができているのかな、と思います」
また、ここ数年で過去最悪と言われるほどにこじれた日韓関係についても、気にする人はほとんどいないという。「ここには意志を固めてから来るので、政治的なことはそれほど影響がないようです。外国人差別について不安視をしている人はいますが、語学力と意識の持ちようで解決できるのではと思います」 人手不足が叫ばれる日本と、高スペック人材が余り、就職難にあえぐ韓国は合わせ鏡のようなもの。そして両国間の問題の多くは、それぞれが単独で解決できるものばかりではなく、建設的な往来を行うことで相互的に解決されていくに違いない。春日井さんへのインタビューを通じて、あらためてそんなことを感じた。
安宿緑 :ライター、編集者
日本企業就職の鍵は動物のように争い、足を引っ張りあう朝鮮人特有の醜い性格を捨て、日本人のように協力しあう心だって。100年前から教えてるのにチョンには、これができないんだよね!