李明博元大統領の懲役17年が確定、韓国最高裁
2020.10.29 10:45国際朝鮮半島 Twitter反応Facebook
初公判で被告席に着く韓国の元大統領、李明博被告=2018年5月、ソウル中央地裁(共同)
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【ソウル=桜井紀雄】韓国で大統領在任中にサムスン電子などから巨額の賄賂を受け取ったとして、収賄などの罪に問われた元大統領、李明博(イ・ミョンバク)被告(78)の上告審判決で、最高裁は29日、懲役17年、罰金130億ウォン(約12億円)などとした2審判決を支持し、李被告と検察双方の上告を棄却した。実刑が確定し、保釈中だった李被告は収監される。
韓国大統領経験者のうち、全斗煥(チョ ン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)両氏が内乱や収賄罪などで実刑が確定。前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告が一部事件で実刑が確定したほか、巨額の収賄罪などでの公判が続いている。
無罪を主張する李被告と量刑を不服とする検察の双方が上告していた。
李被告の実刑確定で、文在寅(ムン・ジェイン)現政権の下、進められてきた李・朴旧保守政権に対する不正追及は節目を迎えることになった。
2008~13年に大統領を務めた李被告は、実質的に所有する自動車部品会社の巨額の資金を横領したほか、同社の米国での訴訟費用をサムスンに肩代わりさせるなどして巨額の賄賂を受け取ったとして、18年4月に起訴された。
李被告は12年に韓国が占拠する竹島(島根県隠岐の島町)に現職大統領として初めて上陸し、日韓関係悪化の端緒をつくった。