青年求職断念者5年間で18.3%増加し... 4人に1人の事実上失業状態
韓国の青年雇用率がG5(米国、英国、ドイツ、日本、フランス)国の平均よりも低く、35〜39歳の女性の経済活動参加率も主要先進国よりも大きく遅れとなった。9日、韓国経済研究院は、経済協力開発機構(OECD)の統計と統計庁のデータを活用して、我が国の雇用の現状を分析した結果、▲青年失業▲女性経歴断絶▲自営業者飽和▲成長停止中小企業▲正規職過保護など大きく5つの問題点がと指摘した。
韓経研によると、韓国の青年(15歳〜29歳)の雇用率は42.2%でG5国の平均より14.6%ポイント低かった。また、青年経済活動参加率も46.4%とG5国の平均(62.5%)にしばらく満たないことが分かった。
現在、韓国の青年4人に1人、事実上失業状態に青年体感失業率が25.1%まで上がったうえに、青年求職断念者も2015年比で2020年18.3%まで増加し、21万9000人に達する状況だ。
女性の雇用も振るわなかった。韓国女性の雇用率はOECD平均(59%)よりも低い56.7%水準である。特に35〜39歳の女性の経済活動参加率は60.5%にとどまり、トルコ、メキシコの次に低かった。統計庁の調査によると、女性の非経済活動人口の65.0%は、育児と家事をしていることが分かった。
全労働者のうち、女性パートタイム雇用の割合を見ると、韓国は9.3%で、OECD平均11.2%よりも低かった。韓経研側は「時間制雇用など様々な労働形態をサポートして、より多くの女性が経歴断絶なく、経済活動に参加できるように支援しなければならない」と述べた。
また、韓国は生活に密接業種の自営業者が10人のうち4人に比重が高い状況である。韓国の自営業の割合は24.6%で、OECD加盟国35カ国のうち6番目に高かった。韓国より自営業者の割合が高い国は、コロンビア、メキシコ、ギリシャ、トルコ、コスタリカであった。
企業の経営者の業種が、いくつかの業種に集中していることも問題点として指摘される。国税庁の統計によると、生活に密接業種(卸売・小売・宿泊・食事業種)が43.2%に達した。生活密接業種は参入障壁が低い業種であるのに対し、収益性が一般産業に比べて低く、新興企業5年生存率も低い。
特に零細自営業者が多く属している宿泊施設や飲食店業の場合、売上高営業利益率は1.24%、5年生存率が20.5%で、全産業の中で最も低い水準だ。スタッフを置いた自営業者が、最近2年間、年平均8.8%減少しており、ビジネスの所有の雇用創出能力が低下していることも問題点として指摘されている。
これと共に韓国の大企業数はG5国に比べて大きく不足していることが分かった。中小企業の競争力が高い、ドイツの場合、1万社のうち44個が、大企業であるのに対し、韓国は9つのレベルであった。大企業の数が少ないから、中小企業従事者の割合が86.1%でG5国の平均53.6%に比べて高かった。
韓経研は「中小企業がグローバル企業まで成長するために、合計275個の規制に直面している」とし「企業規模に応じた差別規制を解消して、中小企業が中堅・大企業に成長できる環境づくりが必要だ」と述べた。最後に、正規職解雇規制の柔軟性順位がOECD 37カ国のうち20位であり、法的に解雇費用も1週間給与の27.4倍G5平均に比べて大きく、高いことを指摘した。韓経研側は「解雇規制緩和など、労働市場の柔軟性を高め、企業の雇用創出余力を高めなければならない」と述べた。
韓国と主要先進国の青年雇用率<資料:韓国経済研究院>