素早い岸田首相、バイデン大統領と「短時間歓談」…文大統領との対面は不発
日本の岸田文雄首相と米国のバイデン大統領が2日(現地時間)、英国グラスゴーで開催された第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)の場で「短時間の懇談」を行った。日本の外務省が発表した。
外務省は、両首脳が米日同盟のさらなる強化や「自由で開かれたインド太平洋」の実現、地域情勢および気候変動対応で引き続き緊密に連携していくことを確認したと明らかにした。岸田首相の就任以降、初めて両首脳の直接対面が実現したが、正式な会談の際に通常使われる「首脳会談」という表現は使われなかった。
外務省は、「短時間歓談」がどのような形で実現したのか明確にしなかった。そのため両首脳は正式な会談ではなく「非公式の略式会談」の形で会話を交わしたのではないかとの見方が出ている。実際に岸田首相はこの日午前、米国など主要7か国(G7)主導で開催された「より良い再建行動(Building Back Better Action)」会議にバイデン大統領と共に出席し、約30分で会議場を後にしてCOP26参加国首脳の演説会場に向かった。
先月31日に行われた衆議院選挙と日程が重なり、遅れてCOP26に参加した岸田首相は、日本にとって最も重要な外交相手国である米国との協力を強調するために、急いでバイデン大統領との対面を推進したものとみられる。岸田首相はこの日、自国の記者団の前で、年内も含め(岸田首相が)早期に訪米して首脳会談を開催することでバイデン大統領と合意したと明らかにした。
ただし、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との対面は実現しなかった。文大統領は前日にグラスゴーに到着し、基調演説を実施。この日は「国際メタン誓約」の発足式に出席してCOP26の全ての日程を終え、外遊の最後の訪問国であるハンガリーに向かった。