韓国与党議員「中国の不公平な判定はサムスンのせい」…李在明候補の選対は中国人の写真でポスター制作
韓国与党・共に民主党は9日、北京冬季オリンピックの疑惑判定問題について「中国は不公正だ」と批判を続けたが、同党の安敏錫(アン・ミンソク)議員は中国の疑惑判定を「サムスンのせい」と主張した。また同党選挙対策委員会は原作者が中国人のポスターを李在明(イ・ジェミョン)候補の選挙運動用に制作し物議を醸している。
共に民主党の安敏錫議員はこの日あるラジオ番組に出演し、中国の疑惑判定について「なぜこんなことが起こるのか、私はその核心的な理由としてサムスンについて話したい」と述べた。安議員は「サムスンは1997年から20年にわたりスケート連盟を支援し、韓国選手が国際的なレベルになるようその役割を果たしたが、国政壟断(ろうだん、利益を独占すること)後はスポーツから手を引いた」「サムスンがいたときといなかったときが(同じではない)」と主張した。安議員は「サムスンが去った今、このように不公正な疑惑判定は以前から予想されていた」と指摘した。
共に民主党選挙対策委員会が「1日1人に李候補の支持を訴えよう」という趣旨で進めていた「111キャンペーン」もこの日問題となり、キャンペーンは1日で中断した。キャンペーンに使われたポスターに中国杭州に住む中国人が無料写真共有サイトにアップした写真が使われていたからだ。ポスターには「犯罪通報112、災害通報119、大統領カム(資格を持つ人物)には111」と記載されていた。しかしこの「111」について「国家情報院のスパイ通報番号と同じで不適切」との批判も出た。
保守系野党・国民の力も批判を受けている。防弾少年団(BTS)のRMは8日、ショートトラック男子1000メートルに出場した黄大憲(ファン・デホン)選手がインコースを狙って先頭に出た瞬間をキャプチャーした写真に拍手の絵文字と親指を立てる絵文字を付けて投稿した。これと関連して「AI尹錫悦(ユン・ソクヨル)」は「RMの考えに同意する全世界のアーミー(防弾少年団のファン)たちが紫色のハート(防弾少年団ファンの意味)で一緒にいる。ウィキユン(AI尹錫悦)もこれに賛同する」とコメントした。するとBTSファンたちから「BTSを政治に利用するな」との抗議を受けたため、尹候補陣営はこの映像を取り下げた。
国民の力選挙対策本部の元喜竜(ウォン・ヒリョン)政策本部長は「中国代表チームの安賢洙(アン・ヒョンス)=ロシア名、ビクトール・アン=技術コーチのロシア帰化は李在明(イ・ジェミョン)候補の責任」と発言し問題となった。元喜竜本部長はフェイスブックに「安賢洙は(2010年に)城南市の李在明市長(当時)がチームを解散したため海外に出るしかなかった」と主張した。これに対して共に民主党選挙対策委員会の玄根沢(ヒョン・グンテク)スポークスマンは「安選手の父親はある番組で『城南市庁チームの解散前から安賢洙のロシア行きは確定していた』と話した」と反論した。