死者の多くが20~30代、日本人女性2人も確認 梨泰院の群衆事故

韓国・ソウル市内の繁華街「梨泰院(イテウォン)」で29日午後10時15分ごろ、路地で密集していた大勢の人が折り重なるように倒れる事故が起き、韓国政府によると、30日夕までに153人が死亡し、133人が負傷した。
在韓日本大使館は日本人の女性2人が亡くなったことを確認した。付近にはハロウィーンのイベントで訪れた若者が集まっており、韓国政府によると、死者の多くが20~30代だという。
在韓日本大使館や韓国警察によると、亡くなった2人の日本人女性は10代と20代で、30日に搬送先の病院で確認された。日本に住む家族が近くソウルを訪れ、身元を確認するという。
梨泰院は多くの外国人も訪れる地区で、韓国の消防当局は死者のうち20人が外国人だとしている。
韓国政府によると、現場は地下鉄駅のそばの幅約3メートル、長さ約40メートルの坂道。目撃者の証言などによると、多くの人が身動きがとれない状況の中で次々に倒れ、下敷きになった人を助けようとする人たちが、また折り重なるように倒れるなどしていたという。居酒屋に有名人がいて人が殺到したとの情報もある。人が過密な状態の中で起きる「群衆雪崩」と呼ばれる現象が起きた可能性がある。
死亡の日本人2人のうち1人は北海道出身か
韓国の首都ソウルの雑踏事故で、死亡した日本人女性2人のうち1人は北海道根室市出身の冨川芽生さん(26)とみられることが30日、親族への取材で分かった。日本の外務省から同日、親族に連絡があった。