年収1000億フォルダを300億に拾う? 「日本系」ABCマート、ソロ固まる
ABCマートコリアのパフォーマンス状況/グラフィック=イム・ジョンチョルイーランドがシューズマルチショップ「フォルダ」をABCマートに売却し、国内靴マルチショップ市場が事実上「1強体制」に再編される見通しだ。すでに市場シェアの過半数を占めたABCマートがフォルダ売上まで吸収する場合、競合他社との格差はさらに広がるものと見られる。一部では、日本系企業が国内オフラインの靴流通市場を過度に掌握する可能性があるという懸念も提起される。
24日、業界によると、イーランドグループはシューズマルチショップ「フォルダ」をABCマートコリアに売却する。取引方式は資産譲受度だ。売却価格は公式に公開されていないが、市場では200億~300億ウォン水準と推算している。年間売上高1000億ウォン規模のブランドという点を考慮すると、比較的低価格でイーランドが迅速な資産効率化と流動性確保に放点をとった決定と解釈される。
今回の取引が実現した場合、最大の受益者は断然ABCマートだ。国内シューズマルチショップ市場規模は約1兆ウォンと推定されるが、2024年の売上6590億ウォンを記録したABCマートはすでに市場シェア50%以上を占めている。これに業界3位の事業者であるフォルダの売上を吸収すると、ABCマートの見た目は7500億ウォン台に拡大し、シェアは70%を上回ると予想される。エスマーケット、シュマーカーなど競合他社との格差はさらに広がり、独走体制が固まるわけだ。
市場環境もABCマートに有利に再編されている。グローバルシューズマルチショップブランドのフットロッカーとJDスポーツはすでに国内市場から撤退しており、金剛制化系列レスモアもオフライン事業を中断している。競争社離脱で生じた空白をABCマートが買収・合併(M&A)で吸収する仕組みだ。業界では「国内シューズマルチショップ市場が事実上1強体制に再編される分岐点」という評価も出ている。
ABCマートは日本本社であるABCマートINCが株式99.96%を保有する日本系企業で、毎年60億~80億ウォン規模のロイヤリティを日本に支給している。今回の買収で国内オフラインシューズ流通市場の過半数以上を日本系企業が占める場合、世論悪化や反独占論議が浮かぶ可能性もある。
今回のフォルダ引数のもう一つの背景としては、無神社の存在が挙げられる。武神社は「武神社キックス」を前面に出してオフラインシューズ市場に進出して弘大1号店を皮切りに年内10店舗拡大を宣言した。これは2030世代をコアターゲットとするフォルダの顧客層とかなりの部分重なる。 ABCマートがフォルダを抱える場合、無神社のオフライン拡張を事前に牽制できるという分析だ。
実際、ABCマートは昨年12月、無神社聖水ストアとメガストア聖水オープン予定地の向かいにポップアップストアを開き、聖水商圏に初めて進出した。このポップアップは2ヶ月目の運営中であり、早ければ今年第1四半期内の正式店舗に転換される可能性も取り上げられる。
一方、ABCマートは昨年の売上が逆成長したことが分かった。ホールダーの買収は見た目の回復および成長力の再確保のためのカードと解放される。韓国が日本の次に売上比重が高い核心市場であるだけに、国内支配力を強固にしてグローバル本社に対する収益寄与度を維持しようとする目的も敷かれているという分析だ。