国政選挙の「公示日」にまた北朝鮮がミサイル発射 過去10年で2016年、21年に続き
1/28(水) 7:00配信 産経新聞
北朝鮮が27日、日本海上に向け、弾道ミサイルの可能性がある飛翔体を発射した。過去にも、日本で国政選挙が「公示」されたその日に同様のケースがあった。
政府はこの日午後4時前後に、北朝鮮から2発のミサイルが発射されたことを確認した。いずれも、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。高市氏はこの日、東京・秋葉原で第一声を上げた後、東北に遊説に出ていた。
過去10年をみると、安倍晋三内閣で参院選が公示された2016年6月22日にも、ミサイルが発射された。新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」2発で、うち1発は高度1000キロまで達したとされる。この時期は北朝鮮によるミサイル発射が相次ぎ、日本側が危機感を強めていたころと重なる。防衛省によると、2016年に23回、2017年には17回の発射を確認している。
公示となったその日、安倍氏は2カ月ほど前に起きた熊本地震で被災した熊本にいた。ミサイル発射を受け、遊説先で記者団の取材に応じ、「絶対に許せない」と北朝鮮を強く非難した。
2021年10月19日、岸田文雄内閣で総選挙が公示されたときも、2発の弾道ミサイルが発射された。岸田氏は東京を離れ、東北遊説に出ていた。松野博一官房長官も自身の選挙区の千葉におり、都心から離れていた。