2025年韓国経済の成長率「1.0%」
世界平均を下回る
1/28(水) 10:45(写真:朝鮮日報日本語版
昨年の韓国の経済成長率は辛うじて1%台に乗せたが、これを「善戦」だと評価すべきではないとの見方が大勢だ。
株式市場が大幅に上昇し、半導体を中心に輸出が伸びるなど、一部分野は目立った成長を遂げているが、ITを除くいわゆる「旧経済」は大きな危機に陥り、構造調整が急がれる状況にあり、民間消費も政府主導でどうにか増加しているにすぎないからだ。
韓国銀行は22日、昨年の経済成長率が1.0%だったと発表した。しかし、小数点第2位で見ると0.97%で、0%台の成長にとどまった。IT製造業部門を除けば、成長率は0.4%にまで落ち込む。
その上、昨年第4四半期の成長率は前四半期比でマイナス0.3%を記録し、国内総生産(GDP)が減少した。
第3四半期の半導体輸出好調で成長率が予想を上回る1.3%に達した反動もあるが、韓銀の昨年11月時点の予測値(0.2%)をはるかに下回った。
少子高齢化で潜在成長率の低下が続き、世界成長率との格差はますます広がっている。国際通貨基金(IMF)によると、昨年の世界経済の成長率は3.3%が見込まれ、韓国を2.3ポイント上回る。
通貨危機当時の1998年に差が7.6ポイントまで拡大して以降で、最大の格差となる。昨年の先進国の成長率予想(1.7%)にも0.7ポイント満たない。韓国は先進国と新興国の境界にある経済とされるため、通常欧米など先進国よりは成長率が高いのが自然だが、2021年に通貨危機以来初めて成長率が先進国を下回って以降、24年を除けば成長率が先進国全体の水準に満たない。