韓国、トランプに「関税を25%に引き上げる」と殴られて、ようやく棚上げにしていた対米投資法案の審議に本腰、いまだにメディアからは「国会に法案提出したら関税引き下げるって言ったのに」と恨み節……そういうとこだぞ?
「関税25%」が迫ってようやく…韓国与野党「対米投資法特別委を構成」(中央日報)
米国政府が「25%関税」の官報掲載手続きに突入した中、対米投資特別法の処理(与党「共に民主党」)と韓米関税合意の国会批准同意(野党「国民の力」)など、方法論を巡って平行線を辿っていた与野党が4日、遅まきながら接点を見出した。対米投資特別法の処理に向けた特別委員会を構成し、迅速に法案を処理することで合意したのだ。昨年11月26日の法案発議から70日目のことだ。 (中略)
与野党は特別委に立法権を付与し、特別委の活動期限である1カ月以内に関連案件を合意処理することに合意した。 (中略)
韓国政府も同日、国会に対して総力戦に乗り出した。米国側が交渉妥結から3カ月後に関税引き上げを試みた名目が「立法手続きの遅延」だったためだ。対米投資特別法は、昨年11月の発議以降、常任委員会に上程すらされないまま漂流してきた。具潤哲(ク・ユンチョル)経済副首相兼財政経済部長官は、国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表の交渉団体代表演説の直後、林利子(イム・イジャ)財経委員長のもとを訪れ「対米投資特別法を迅速に処理してほしい」と要請し、宋院内代表を訪ねて面談した。(中略)青瓦台(チョンワデ、大統領府)の高官は「必ず立法を加速させなければならない」と語った。
(引用ここまで・太字引用者)
額に入れて飾りたい韓国の言葉。
この地獄にはルールも、約束も、信義もありません。
「韓国国会の未承認」を問題視するのは、所詮は言っても無駄ですが、明らかな協定違反です。
関税引き下げは法案提出の代価であって、法案の可決とセットではありません。
(引用元・ハンギョレ)
「アメリカが地獄を作った」って設定なんですが。
どこの誰が「国会への法案提出だけで関税引き下げ」を約束するのか。
これが「投資関連法案を提出して、審議して、可決するので、提出時点で『みなし可決扱い』してくれ」って話でなかったらなんなのか。
ちなみに対米投資関連法案の現在地ですが、国会の委員会に法案を提出した状態でしかなく、国会本会議への上程すらしていません。
ちなみにここまでおバカではないのですが、アメリカの信義違反だって書いているところは他にもあります。
ソウル経済は「両国間の信頼を傷つける」なんて書いていたりもしますね。
しかも社説で。
[社説]韓米関税協議の難航、国益中心の戦略で突破口を見出すべきだ(ソウル新聞・朝鮮語)
もちろん韓国が昨年の韓米首脳会談で約束した対米投資の進行が日本・欧州に比べて遅い側面はある。
いくらなんでも、米国が長い協議の末に導き出した韓米通商合意を突然覆し、関税圧迫を露骨化することは、両国間の信頼を傷つける措置だ。
(引用ここまで)
「(関税引き上げで韓国にプレッシャーを加えるのは)両国間の信頼を傷つける措置だ」ですって(笑)。
どの口で言ってんだ。
アメリカも散々、警告してきたって報道ありますけどね。
そうした状態だったのに、嬉々として「ウォン安だから対米投資200億ドルとか無理です」なんて発言を閣僚、韓銀総裁が揃ってしていた。
まあ、殴られて当然というか。
できることならこのまま有耶無耶にしようとしていたのは間違いないよね。
で、冒頭記事なんですが、トランプ大統領に「関税引き上げる」って殴られてようやく国会が動きはじめたってニュース。
韓国から「取り組むので終わったと同じ扱いにしてくれ」って言われても信じる理由なんてないって話ですね。
「約束」の意味が一般的な世界とは違うんですよ。