【上海万博】
パビリオンが半分くらい出来てません 5/1開幕できるのか
リハーサル初日パニック寸前、来場者の安全確保が最大の課題に
【上海=河崎真澄】5月1日に開幕する中国初の国際博覧会「上海万博」に向け、地元住民ら約20万人を会場に動員したリハーサルが20日、始まった。来場者の安全誘導の確認が目的だが、この日はメーンゲートや中国館などに殺到した来場者の列が将棋倒しに近い危険な状況となり、どなり合いや小競り合いもあちこちで起きた。イタリア館では来場者の列の圧力で高さ3メートルのガラス戸が割れる騒ぎもあり、初日からパニック寸前の状況に陥った。
25日まで行われるリハーサルは調整日となる22日を除く5日間。最終日の25日には約50万人を会場と周辺に動員し、地下鉄やバスなど交通機関の運行状 況も含め最終チェックを行う。
初日の20日は午前9時開園にもかかわらず、中国館に最も近いメーンゲートに1万人近い来場者が同8時前に殺到。1人あたり平均18秒かかるエックス線検査と手荷物検査に加え、入場券チェックで長蛇の列ができ、担当者は同9時半すぎには検査を中止してゲートを開放した。
しかしわれ先に走る来場者の波が逆に膨らみ、来場者の車いすが横倒しになったり、泣き叫ぶ子供を抱えた親がさくを乗り越えたりする混乱状態に陥った。人気の高い中国館でも、入場のための予約券をチェックする狭い入り口に来館者が押し寄せて混乱。入館待ちの公平性をめぐる不満から、警備員らと押し問答する来場者も目立った。
この日は、日本館を含むパビリオンの3割ほどが準備不足を理由にリハーサルに参加しなかった。韓国館などは建物の建設もまだ終わっていない状況で、付近には建設資材が散乱していた。会場や展示整備の追い込みに加え、ピーク時には1日78万人が見込まれる来場者の安全確保や秩序の確立が課題であることが、改めて浮き彫りになった。
http://jp.jnocnews.jp/news/show.aspx?id=28336
完成予想図(総工費130億円)

実際
