
筒井雅夫さんの誘拐にかかわったとして、15日、警察当局に
逮捕された女=ラジオ局「ラジオ・スペル」提供

コロンビアで誘拐の日本人男性救出 銃撃・爆撃の末
【サンパウロ=平山亜理】南米コロンビア西部のカリ郊外で3月下旬に誘拐された高知県出身の園芸場経営、筒井雅夫さん(68)が15日、コロンビア警察当局に救出された。筒井さんに、けがはなく無事だという。
地元の治安当局によると、警察の誘拐対策特別部隊が1週間前から、カリ郊外を集中的に捜索。左翼ゲリラ組織「コロンビア革命軍」(FARC)に監禁されていた筒井さんを発見し、激しい銃撃と爆撃の末に、筒井さんを救出したという。
当局によると、FARCのメンバーの多くは逃走したが、見張り役だったメンバーの男と、筒井さんを園芸場から誘い出した女の計2人を逮捕した。
筒井さんは3月23日に、筒井さんの園芸場で植物を購入して配達を依頼した女性とライトバンに乗った後、行方不明になった。当局によると、筒井さんは犯罪組織が身代金目当てに誘拐、その後、身柄はFARCに引き渡された。FARCは当初、身代金10億ペソ(約4700万円)を要求、解放交渉は難航していた。
筒井さんは日本の高校を卒業後、1960年代にコロンビアに渡り、現地で生活を続けているという。
コロンビアでは外国人を狙った誘拐事件が多発、身代金は左翼ゲリラ勢力の活動資金源にもなっている。今月7日に就任したサントス大統領はゲリラ対策を重点課題としており、今回の救出で強硬手段に踏み切ったとみられる。
http://www.asahi.com/international/update/0816/TKY201008160043.html
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北に拉致された日本人の救出も、実力行使を伴う形でないと、難しいですね。