日本が初めて衛星の打ち上げに成功するまで4回の失敗をした。
1回目の失敗が1966年。
不可能とされた全段固体燃料で無誘導・重力ターン方式への挑戦だ。
勿論、アメリカも旧ソ連も実現していない。
実は4回の失敗の間、3回目と4回目の間で打ち上げに成功している。
1969年の事だ。
それは、4段目の燃料を少なくした試験機だ。
この時もし燃料を本番用と同じに搭載していたら、日本の初成功は1970年でなく1969年になっていた。
日本は4回の失敗の経験を活かし、固体ロケットの技術では世界のトップとも言えるレベルになった。
全段固体ロケットで世界ではじめて月に人工衛星を送り、太陽系探査の実績があるのも世界で唯一日本だけだ。
引退したがM-5ロケットは全段固体ロケットとしては、当時世界最大最高性能でアメリカもその技術を買いたいと申し出があった程だ。