2010年の1位は「iPhone 4」
2010年、読者投票で堂々の1位に輝いたのは、ソフトバンクモバイルが6月24日に発売した「iPhone 4」です。世界中で人気・話題ともに抜群の「iPhone」シリーズ最新モデルとして登場した「iPhone 4」は、ボディデザインからディスプレイ解像度、搭載センサー類に至るまですべてを一新。快適なUIは高解像度のディスプレイでさらに魅力的になりました。予約の殺到や発売時の長蛇の列はiPhoneならではの現象と言えるでしょう。
発売後はアップルから「バンパー」が無償配布されるなど、アンテナ性能が話題になる一方、OSは名前も新たに「iOS」となり、最新版ではマルチタスクを実現するなどソフトウェア面でもまた一歩完成に近づいた印象です。iPhone流のエコシステムも健在で、iPhone 4に対応するケースや周辺機器は、サードパーティから続々とリリースされています。
発表時にラインナップされたボディカラー「ホワイト」は、アップルから発売の延期が繰り返し発表され、2010年中に発売されなかったことは、期待していたユーザーには残念なところ。2011年の展開に期待がかかります。
2位はKDDI、沖縄セルラーが期待の星として11月26日に発売した「IS03」です。iPhone 4の得票数に迫る人気をみせたこの端末は、国内におけるiPhone、Androidという2大スマートフォンプラットフォームの拡大と競争を象徴する端末ではないでしょうか。IS03は、国産Android端末として日本人を向けを謳い、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信など、それまでのスマートフォンで実現できていなかった機能を搭載。スマートフォンを渇望していたauユーザーの心をつかみました。Skypeと連携させるなど、auならではのサービスが組み込まれている点にも注目が集まります。IS03は、今後の国内メーカーのスマートフォン戦略を考える意味でも、重要な試金石となることでしょう。
3位はNTTドコモが発売した「Xperia」です。スマートフォンへの注力を表明し、2010年は強力なラインナップを展開したドコモですが、その先駆けとなったのが4月1日に発売されたXperiaでした。Android 1.6から2.1へ、OSのメジャーバージョンアップが実施され、“現役”の端末として最新のサービスが利用できることで、多くのユーザーがスマートフォンの魅力を改めて感じているのではないでしょうか。結果的にも大ヒットモデルとなったXperiaですが、市場に登場するとまもなく、他社からAndroid向けサービスやAndroid情報サイトが続々と提供されたのも印象的です。ラインナップが急拡大し、スマートフォン元年となった2010年ですが、iPhoneと双璧をなすAndroid市場の急成長を初期から牽引したのがXperiaといえるでしょう。
順位 製品名 得票数 男女比